根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

津江三山(釈迦ガ岳・御前岳・渡神岳) 11月8日(金)

2013年11月08日 21時55分34秒 | インポート

             津江三山(釈迦ガ岳1229.5m・御前岳1209m・渡神岳1150m)   

       2013年(平成25年) 11月8日(金)  快晴             (文字サイズは「」が最適
                         ※ 釈迦岳への地図←(クリック)MapFanの地図検索

(アクセス) 宮地(発7:00)→小国→中津江村・間地→合瀬→前津江町・椿ケ鼻ハイランドパ-ク→
      普賢岳「釈迦岳レ-ダ-雨量観測局」(着9:00)
(行程) 雨量観測ド-ム直下に駐車(発9:05)→釈迦岳頂上(着9:15~発9:20)→御前岳頂上
     (着10:30~発10:45)→釈迦岳(着11:50)→観測ド-ムのベンチで昼食(着12:00~発12:45)→
     椿ケ鼻ハイランドパ-ク(着13:00)→石建峠への道探しロスタイムあり→
     渡神岳・石建峠登山口(発13:35)→渡神岳頂上(着14:15~発14::20)→登山口(着15:00)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〇徹爺さんの誘いで津江三山を歩く事となった。
 釈迦岳・御前岳は過去(2008/4/29)に登った事があるが、渡神岳は初めてである。
 山の存在は知っていたので登りたい山の一つであった。
 何しろ、渡神岳の遠望は登高意欲を誘う尖峰で、R212号線を走る時(南小国町押戸石付近)
 車窓から遥かに眺める渡神岳の風格は存在感溢れる山でいつかは登りたいと思っていた。
〇今回のコ-スは椿ケ鼻ハイランドを経て普賢岳(釈迦岳レ-ダ雨量観測局)頂上まで車で行き
 釈迦岳本峰~御前岳を歩き、その後、車を移動して石建峠登山口から渡神岳に登る、津江
 三山巡りの楽ちんコ-スとした。
〇登山口までの経路は2008年の釈迦岳山開きの時に走った経験があるので私の運転で 
 R442号線・間地集落から入り、県道9号線を経て椿ケ鼻ハイランドを目指した。
 ところが、9号線と出合う変則四つ角で進入路を間違えた模様で、里道に迷い込んでしまう
 始末ととなった。
 車道は段々と人里を離れ山道に変わり、高所から谷筋側に下り掛けたので不安となる。
 一軒家の農家を見つけ道を尋ねるが、道順の説明に「合点がゆかない私の困惑」に見兼ね
 られたのか「私が案内していきます・・・」との事となり先導されること約10~15分位あったろ
 うかと思えた。
 忙しい時間帯の朝の8時頃にもかかわらず先導された主婦に(年代として五十路かな?)
 「頭の下がる思い」で、お礼を伝えて別れた。
 その後の登山の途中でも、その人の優しい親切心と行動に感激した気持ちが、何度も何度 
 も頭の中を巡って感謝の念が堪えなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[前津江大野地区? の車道から普賢岳と御前岳を仰ぐ] [普賢岳頂上に建つ「釈迦岳レ-ダ-雨量観測局]

P1030639_editedP1030642_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[登山口の路肩に駐車してスタ-ト]        [登山口から10分で釈迦岳頂上に立つ]
P1030644_editedP1030646_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[頂上から岩崖を急降下して行く]    [登路からの景色・福岡県矢部村の方角かな?]
P1030647_editedP1030650_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[御前岳頂上]                  [御前岳から釈迦岳を望む]
P1030653_edited_2P1030656_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[縦走路から釈迦岳を仰ぐ]           [釈迦岳直下の岩場の急登]
P1030659_editedP1030661_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[御前岳を振返る]                  [釈迦岳頂上にて]  
P1030663_editedP1030665_edited 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (渡 神 岳)  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[雨量観測ド-ム展望台から渡神岳を望む] [先の交差点を右折して石建峠へ向かう]
P1030668_editedP1030671_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[渡神岳登山口道標に従い植林地をスタ-ト] [スタ-トから5分位で急登の尾根が続く]
P1030672_editedP1030673_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[一つのピ-クを越え鞍部の紅葉]    [急勾配を登り上げ(右側)東の肩に着く]
P1030676_edited_2P1030680_edited_3            

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[肩から快適な尾根を歩いて直ぐに頂上へ上がる]  [灌木に囲まれた渡神岳頂上]
P1030681_editedP1030682_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[渡神岳頂上の全景]                 [急登であるが快適な登路を振返る:復路で]
P1030684_editedP1030689_edited 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[石建峠の登山口の道標]     [石建峠の峠道となる県道9号線から渡神岳を振返る]
P1030692_editedP1030694_edited 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   帰り道で小国の「鍋ケ滝」に立ち寄る
P1030704_editedP1030709_edited   

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(考察) 尊厳な山名を持つ津江三山の山名が気になり由来等を調べた。

1.山の概要 (「ウィキペディア辞典」より転写)
(釈迦岳)
 ・釈迦岳にはおよそ120Mの距離を隔てて東西に2つの峰があり、最高点は大分県にある
  東峰の普賢岳である。
  もう一方の峰の本釈迦は県境にあり、標高1.229.5Mで福岡県の最高峰である
 ・日田市津江地方では、釈迦岳と渡神岳、御前岳とを合わせて津江三山と呼んでいる。
  また、周囲の山も含めて総称して釈迦連峰と呼ぶこともある。
(御前岳)
 ・御前岳は、福岡県八女市矢部村と大分県日田市前津江町との境界にある山である。大分
  県側では権現岳とも呼ばれる。
  「日本書紀」では「前山」として現れ、景行天皇が九州に行幸した際にこの山を越えたと記
  されている。山頂にはこれに因んで「景行天皇御遺跡」の石碑が建てられている。
(渡神岳)
 ・渡神岳(とがみだけ)は、大分県日田市(旧前津江村)にある山である。
  古くは水晶岳と呼ばれた・・・山頂には三等三角点が置かれており、また、雨乞いの神事に
  使われる祠が祀られている。

2.山名の由来 (渡部智倶人著「九州100山峰」より転写)
(釈迦岳)
 釈迦岳は昔、彦山の山伏が彦山権現の仏である釈迦如来を山頂に勧請(かんじょう・神仏
 の分霊を他の場所に移しまつること) したことからその名がついたといわれているが、現
 在、山頂には三重の塔の石碑に地蔵菩薩が祀られている。
(御前岳)
 御前岳は一名、前山、田代山、権現岳とも言われ、山頂には田代の津江神社の上宮司、津
 江権現を祀る故、その名が付いたと言われる。
(渡神岳)
 渡神岳は別名、水晶岳と言い、神宮皇后が戦勝のお礼に神々を迎え祀られた言われから
 渡神岳と呼ばれるようになった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   
  (2013/12/27日 加筆)

コメント    この記事についてブログを書く
« 大崩山・三里河原トレッキン... | トップ | 八方ケ岳  11月16日(土) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

インポート」カテゴリの最新記事