霧立越(きったちごし)トレッキング
( ゴボウ畑登山口~馬つなぎ場 のピストン予定であったが、分岐でル-ト選択誤りのため途中断念)
令和元年12月9日 快晴
(行程) ゴボウ畠登山口(発9:15)→日肥峠:道標には「杉越」(着9:50)→白岩(10:20~10:30)
小屋場古道分岐(着11:20)→ル-ト選択誤りに気づきながら枝尾根を降下→
小鞍部で引き返す(着12:00~(昼食)~発12:15)→小屋場古道分岐(着13:10)→
ゴボウ畠登山口(着14:50)→車で移動して五ヶ瀬ハイランドスキ-場見学
「落ち葉を踏んで」歩いたあの快感・・・
「霧立越・馬つなぎ場」で初めて体感した(→2008.10月の山行歴)
楽しさであった。
その快感が恋しくなり、
今年の登納めに「馬つなぎ場」まで歩こうと思い立ち、
霧立越縦走で扇山に一緒に登った(→2015.11月の山行歴)
石ちゃんを誘い計画した。
今夜は古澤先輩と飲み会が計画されていたので
九州背梁山地に先輩を案内しようと思い、
前々日に先輩を誘い三人で決行することとなった。
↑【ゴボウ畠登山口(1430m)をスタート】
ゴボウ畠の由来は、
近くに在る五ヶ瀬川水源の湿地帯にオタカラコウの群落があり
ゴボウ畠のように見えたことから
呼ばれたとのこと(霧立ガイドブック抜粋)
↑【日肥峠(1558m): 道標には「杉越」と記されている】
日肥峠とは、日向の国(椎葉)と肥後の国(熊本県馬見原)を結ぶ峠で
その昔、「駄賃付け」の馬方さんが
霧立山地の山道を交易路として通ったとのこと。
(霧立越ガイドブック抜粋)
↑【白岩石灰岩峰頂上】
↑【九州背梁山地中央部に位置する向霧立の連山を望む】
2016.10月に国見岳~小国見岳~五勇山~烏帽子岳
と縦走したのであるが、眺める連山の
個別の山名を特定することは出来ず仕舞いであった。
↑【向霧立の連山】
最奥の稜線右ピークが国見岳? と思われるが定かでは無い ???
もしかすると左ピ-クかも???
誰か教えて・・・(苦笑)
↑【白岩頂上からこれから辿る稜線を望む】
↑【明るくて爽快感漂う登路】
落葉した樹林が広がり見通しが良く、常に空を仰いでの歩きとなる。
↑【小屋場(こやんば)古道分岐点の道標】
ここまでは一本道の縦走路でルンルン気分で歩いてきたが、
ここでY字路の分岐となる。
左の方が道幅はやや大きいようである・・・
片方の右を覗くと5~6m先の道沿いには赤テ-プが樹木に付けてある。
三人の判断は分かれるが ???
思案の結果は、目印の赤テ-プを見定めて右ル-トを選択する。
↑【道選択誤りに気づき、ここで引き返す】
分岐点から右に、尾根腹を降下しながら辿る。
最初は安定した道幅を蛇行しながら歩くが、進むに従って
倒木が頻繁に現れ、登路も細り薮化して来る。
段々と前回歩いた道とは違うのに気づく・・・
時間的には既に「馬つなぎ」に着いている時刻である・・
小鞍部に降りた平坦地で昼食をして引き返すこととなった。
上記画像は、
昼食をした鞍部から小高い丘陵を踏んで、
この先の道筋を見通ししたもの。
(帰宅後調べると、この先は昔の集落「こやんば」に至る)
↑【折り返した登路を振り返る】
正面の丘陵付近が折り返し点と思われる。
↑【小屋場古道分岐直下の登路】
昔の馬道であった事を十分連想させる景観であった。
↑【小屋場古道分岐点に戻る】
この画面の右から登ってきたのであるが、
往路で見た赤テ-プが何故か取り外され、
左の道に付け替えられている。
そして右への入り口には古枝を並べて進入しないように
落ちていた林野庁?の看板らしきトタン板が立てかけられている・・・
唖然とする結末であった。(口惜しい)
後続組(登山口で会った植木町の人)の人が誤ったテープを見て
付け替え正したのであろう・・・
↑【白岩山を裾から見上げる】
登路は裾を右にトラバ-ス
↑【大木のブナと遊ぶ古澤先輩と石ちゃん】
↑【落ち葉のプロムナ-ド】
↑【落ち葉の稜線歩きが続く 】
↑【下山後、五ヶ瀬ハイランドスキ-場見学】
オ-プンが近いのであろうか? じんこう人工雪が数か所、盛られていた。
(登山を終えて)
1)先輩をせっかく誘ったのであるが、案内役の私の判断誤りでル-トを間違え
申し訳ない気持がこみ上がる(今夜の飲み会で詫びよう・・・)
2)目的地の「馬つなぎ場」までの歩きは果たせなかったが、
白岩山頂上からの九州背梁山地の展望や「駄賃付け道」落葉林の
素晴らしい景観は楽しんで頂けたようである。
3)帰路の途中で「月回り温泉」(高森町)に浸かり帰宅後、
行付けの居酒屋(花の実)に女房を含めて三人で・・・飲み会に行く。
居酒屋の常連さんらしき三人が、
私たちの席に入り代わり立ち代わりで・・・田舎ならではの
交流が始まり6:30~10:30の宴会となった。
歌った曲は私でも10曲以上はあったであろう、先輩はそれ以上かも・・・
( 2019.12.19 加筆 )
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