根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

三俣山 10月19日(水)

2022年10月19日 22時08分50秒 | 大分県

三俣山(本峰1747m~北峰1690m)    
(お鉢巡りコ-スの紅葉散策)

令和4年10月19日(穏やかな秋日和)

暖かい日が続いていたので紅葉到来はまだ先であろうと思いつつ、
ヤマップで大船山(1786m)を検索(10/15日)すると
御池(おいけ)周辺は最盛の紅葉模様である。

大船山に登りたいのはやまやまであるが、私の今の体力では無理・・・
それが故に手頃の山として三俣山か星生山・像が鼻のどちらかに登高
しょうとヤマップで調べると三俣山が見頃を迎えているようである。
三俣は昨年10月28日に登っているので昨年より10日程早い紅葉登山となる。

庭と菜園の連日作業で足腰の痛み(強張り)が残っているので、
マイペース(スロ-)でしか歩けないのが現状である。(苦笑)
それ故、相棒の石ちゃんを誘えば迷惑を賭けることとなるので
今回も単独行とした。

今日は大陸から高気圧が張り出し、
九州全域が秋晴れの予報でその好機を狙って本日決行。

(行程) 大曲登山口(発7:10)→諏蛾守越(着8:15)→西峰分岐(着8:55)→
     三俣山・本峰頂上(着9:35)→山頂直下の断崖に座す大岩 (着9:40~発9:50)
     大鍋入り口の鞍部で写真撮り→ 北峰頂上(着10:45~発11:00)→
     小鍋の縁で昼食(着12:05~発12:45)
     →Ⅳ峰分岐→諏蛾守越(着14:10)→大曲登山口(着15:15)

 

 

【牧ノ戸峠直下のやまなみハイウェイ展望所から阿蘇の涅槃像を望む】

【諏蛾守(スガモリ)小屋「「愛の鐘」と「歌碑」】
大いなる 九重の山に 若人の ゆめまもりてと いのる鐘なる
愛の鐘を寄贈した(昭和37年5月)久留米市の歌人
・倉田厚女史(月星ゴム倉田副社長夫人)の歌

【【三俣山本峰直下のⅣ峰分岐から根子岳の雄姿を拝む】
盟主・久住山を左に、星生崎を右にその鞍部となる久住分れを前座にして
その奥に座すこのアングルはまさに拝むという感動の根子岳の山姿である。
手前には「北千里ガ浜」も視えている。

【三俣本峰頂上から望む北峰の紅葉】

【本峰直下の断崖に張り出した大岩からの展望】
北峰稜線から懸け落ちる、西絶壁を染める圧巻の紅葉。
その下には指山(ゆびやま:1449m)が観える。
一昔前(2011.05.20) 指山~北峰~雨ガ池 
の指山ル-トから北峰に登上げた思い出が蘇る。

【燃える北峰西絶壁の紅葉】

【断崖に張り出した大岩に、座ってからの眺め】
シャッターを押した人は福岡からお出での親子(母と娘)登山者で
三日前にも三俣に来られたとの事・・・
子供の頃、すがもり小屋で撮られた写真が思い出に残り
くじゅうが好きになったと呟いておられた。
この親子さんとは、鉱山道路で出会い、小鍋の縁で別れるまで
追越し追越されの道中歩きであった。
昨年も、同様なケ-スで佐賀からお出での人との思い出が残る。
山は単独行でも楽しいなぁ~(笑)

【断崖に張り出した大岩から大鍋・小鍋を望む】

【本峰と北峰の鞍部から北峰山頂部を仰ぐ】

【鞍部から西側に入り、岩塊が点在する岩頭からの景観】
指山ル-トに流れ下る紅葉の滝

【鞍部を離れ、北峰直下の登路からの景観】
大鍋の火口底に流れ下る斜面の紅葉

【上の画像をズームで】
錦繍で彩られた山斜面

【極彩色の紅と黄】
陽が入ればモット良かったのであるが・・・(苦笑)

【本峰、南西斜面の紅葉】
斜面崩壊で幾筋の谷が刻まれ、紅葉が長く流れ下る。
圧巻・圧巻の感動ものであった。(笑い)

【北峰直下の登路から大鍋山頂部を眺める】

【北峰山頂から大船山方向を展望】

【大鍋山頂部の紅葉】
鮮やかな紅葉が全開・・・

【上の画像をズームで】
遠景には大船山が視える。

【小鍋の縁から南峰方向を仰ぐ】
迫り来る錦秋・・・

【お鉢廻りの登路(小鍋の縁)から大船山を望む】
山頂には人影が溢れている・・・

【下山後、大曲の車道から本峰と北峰を振り返る】

【上の画像をズームで】
北峰西絶壁を彩る紅葉

【おごもり花公園のコスモス】
帰路の途中、自宅近く(車で10分)で出合ったコスモス
(阿蘇市尾篭地区に流れる黒川の土手沿い・背後の山は外輪山)

(登山を終えて)
三俣山本峰(1747m)から北峰(1690m)山頂を踏み、大鍋・小鍋の
火口縁を辿るお鉢廻りコ-スを散策。
穏やかな秋晴れの下、最盛の紅葉と出合い
燃えるような紅葉三昧を楽しんだ。

(余録)
登山前日は裏庭の植木2本(ミツバツツジ・久留米つつじ)を掘り起こし、
夕方の暗くなるまで移植作業(菜園を広げるため)を行い、
足腰の強張りが残る中での登山であった。

帰宅後、コ-スタイムが気になり昨年登った時と比べてみたら、
登山口出発時刻から下山まで時刻が偶然にもほぼ一緒となった(笑)。
(特に意識して合わせたものでも無いのに・・・)

チェックポイントの通過時刻
 (今回)
大曲登山口(発7:10)→諏蛾守越(着8:15)→西峰分岐(着8:55)→
三俣山・本峰頂上(着9:35)→山頂直下の断崖に座す大岩
(着9:40~発9:50)大鍋入り口の鞍部で写真撮り→
北峰頂上(着10:45~発11:00)→小鍋の縁で昼食(着12:05~発12:45)→
Ⅳ峰分岐→諏蛾守越(着14:10)→大曲登山口(着15:15)

(2021年)
大曲登山口(発7:10)→諏蛾守越(着8:20)→西峰分岐(着9:00)→
三俣山・本峰頂上(着9:40)→山頂直下の展望大岩塊 (着9:50~発10:00)→
北峰頂上(着10:40)→小鍋の縁で昼食(着12:10~発12:40)→
本峰頂上(着13:10)→諏蛾守越(着14:10)→大曲登山口(着15:10)

(2022.11.07 加筆)

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