親父山(おやじやま・1644m) ・ 障子岳(しょうじだけ・1703m)
快晴
(アクセス) 阿蘇(発6:20)→箱石峠→農免道路→R325→高千穂町「龍泉寺」から左折して
道元越林道→「竜ケ岩の滝」遊歩道入口(着7:25)→親父山林道→
(親父山~五ケ所線、森林基幹道との交差点「四季見橋の十字路」を直進して
更に親父山林道を走る)→親父山登山口(着7:40) :走行距離59km
* 阿蘇から親父山登山口までの走行ル-ト (←Googleマップ )
(行程) 親父山登山口(発8:00)→黒岳分岐→親父山頂上(着9:25~発9:40)→
米空軍B-29墜落の地(着9:45)→障子岳頂上(着10:20~発10:45)→
烏帽子岩(着11:00~発11:10)→障子岳頂上(着11:35)→親父山頂上
(着12:05~昼食~発12:50)→親父山登山口(着13:55)
祖母・傾山の大縦走路(18km)を通して歩くことは、私の体力からして無理であることは
「言わずもがな」であるが、せめて小分けで踏破したいと思っている。
今日はその意味を含め、山岳の概要を知るよい機会となった。
存在感ある山名の親父山の頂を踏んで、
祖母~古祖母縦走路上にピークを成す
障子岳を目指して親父山登山口から出発、
二座とも未踏の山である。
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↑ [道元越林道沿いに在る「竜ケ岩の滝」遊歩道入口]
上野川の飛瀑、帰り道で立ち寄ることとした。
↑ [四季見橋の十字路]
森林基幹道「親父山~五ケ所線」と交差し、直進して更に親父山林道を走る。
↑ [十字路に建つ登山ル-ト案内板]
↑ [親父山林道から取付く、親父山登山口]
100m位先に在る工事現場事務所前でUタ-ンして路肩に駐車。
林道延伸工事が進行中・・・・。
↑ [ 直登気味の急登が続く]
張り付く根っ子が階段の役割を果たし、足元は安定している・・・。
↑ [急傾斜から解放され、緩やかな登りに変わり視界が広がる]
登山口から切れることなく続く、ブナやモミの原生林・・・
高木が故に深山の野趣を満喫し気分爽快。
↑ [黒岳分岐]
ガイドブックでは黒岳までは約1時間
↑ [親父山頂上]
親父山の山名の由来
(参考とした資料)
①Weblio辞書 クマ 【熊】 日本では、「山の親父」と呼ぶが
②高千穂町コミュニティセンター HPより抜粋
●親父山(おやじやま・1644.0m)…障子岳の西に位置し、主稜線からは
外れますが、山麓に原生林が残り、登山で親しまれている山です。
「おやじ」はクマのことで、
かつてこの辺りにクマが多く生息したものと思われます。
●障子岳山頂には、明治14年に同山中で射殺されたクマの
慰霊碑(熊ノ社)があります
•古祖母山(ふるそぼさん・1633.1m)…祖母山とは障子岳を挟んだ
稜線上に位置します。かつて「祖母」はここに祭られ、
後により高い祖母山へと移されたためこの名がついた、とされます。
* 高千穂町歴史民俗資料館インターネット展示室>
高千穂町の自然と野生生物> ←(高千穂町コミュニティセンター HP)
↑ [古祖母山・障子岳を確認後、親父山頂上を離れる]
↑ [米空軍B-29墜落の地]
親父山頂上から約5分で鞍部に下る。
↑ [広々としたブナ台地から祖母山を望む]
鞍部からの緩やかな登り返しを過ぎると、登路は平坦に変わり台地が広がる。
大木のブナが林立する姿とその奥に聳える祖母山の雄姿は見事な景観であった。
↑ [祖母山稜線の先には雲海に浮かぶ九重連峰]
登路沿いの展望岩から望む九重連邦(右から黒岳・大船山・久住山)
↑ [阿蘇高岳・根子岳そして前景には筒ケ岳が見える]
↑ [障子岳頂上から望む祖母山そして右奥には由布岳・鶴見岳]
↑ [南側の高千穂町方面]
親父山登山口が在る方面であるが歩いたル-トは
尾根に隠れて(尾根の裏側と思われる)見えない・・・。
↑ [古祖母山]
↑ [傾山縦走路の稜線と最奥に座す傾山を望む]
↑ [障子岳頂上にて]
↑ [頂上東側直下の古祖母縦走路岩場からの展望]
祖母・傾縦走路の主稜線が遥かに一望され、
稜線から幾重にも刻んで、山肌を流れ下る長い尾根筋・・・
高度感抜群の大パノラマを堪能する。
前景にはこれから目指す烏帽子岩(右から二つ目の岩峰)
↑ [傾山の遠望と眼下に位置する尾平登山口方面を望む]
↑ [烏帽子岩から古祖母山への縦走路を望む]
↑ [烏帽子岩から天狗岩・祖母山への縦走路を仰ぐ]
・・・・・・ここから復路・・・・・
↑ [親父山頂上から望む障子岳と古祖母山]
↑ [下山路で出合った鮮やかな彩りの紅葉]
↑ [林道沿いから取付いた親父山登山口と前方に見える私の車]
・・・・・親父山林道沿いの「竜 ケ岩の滝」に立ち寄る・・・・・
↑ [我が家で反省会]
(2016.12.30日 加筆)
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