二人と二匹の物語

日常のたわいないことなどなど

シーソー

2024-12-02 08:51:50 | 日記

平安とは シーソーが 平らで、

動いていない状態

 

でも 子供は

シーソーが動かなかったら ツマラナイ

 

上がったり 下がったり

足で蹴って 思いっきり跳ね上がり

その勢いで 相手側は下に打ち付けられて

今度は反対側の人が 足で蹴って

上がったほうの側は 下に打ち付けられて

 

 

誰かが 上がれば

誰かが 下がっているんだなあ

 

そんなことを思ったおばあさん

 

平らなシーソーの平安が

どんどん広がっていくのを感じる年月なのですが

 

 

まだまだ

シーソーの上がったり下がったりを 楽しんでいる

 

 

 

呼吸によって 息が上がったり下がったりしているように

 

 

 

 

 

猫ちゃんの寝息はかわいい

スーピー スーピー

 

 

 

 

寝ているから 平らなシーソーだね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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着物で朗読

2024-12-01 08:48:27 | 日記

「倭歌は、人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける。」

(古今和歌集:仮名序)

 

体調を崩し、着物を着ての外出は不可能で、

たんすの肥やしになっている・・・

そのように考えていたおばあさんは、

思い切って 着物を処分することを考えたのでした。

 

おじいさんに何気なく話すと、

おじいさんが怒っているように見えてしまうのです。

別に怒っている訳ではないのでしょうが、

おばあさんの心の奥底に

「まだ、着物を処分しないで欲しい」という気持ちがあるのだなあ~と感じて、

処分は取りやめました。

 

そして、もう、シミが出ようが、

外に着ていくことは無いのだから気楽に着ようと

着物を羽織って、読経したり、お茶を飲んだり・・・

 

もともと、ひとりで楽しむことが好きなので、

今までのように、人と関わるために必要な着物だったものが、

本来の自分らしい着物とのかかわりあいになって

おばあさんは、やっと着物が楽しめるようになったのでした。

着物って、窮屈なのです・・・ おばあさんにとって。

人は良かれと思ってアドバイスをくれるのですが、

この場所では、その着物はタブーだとか、

その着物を着る時は、白の帯揚げ、帯締めじゃないとねと親切に教えてくれるのですが、

間違えてしまったおばあさんは、そのたんびに、

「ヤバい! 間違えた! 常識外れなことしてしまった! 無知をさらした!」と

みっともないやら 恥ずかしいやら 周りに申し訳ないやらで

着物を着るたびにひやひやしていました。

着物を着る=他人と関わる マナーを守る ということでしたから

おばあさんにとって。

 

 

ひとりで楽しむ着物のなんと楽しいことか。

せいぜい、10分ぐらい、長くても30分ほど着物を着るだけなのですが、

今日から、着物を着て、

漢詩と古今和歌集を読み始めました

 

冒頭の歌は 古今和歌集のものです。

すっばらしい!と感動してしまいました。

「人の心を種として・・・」

人の心は 種

種から 芽が出て 葉が生茂り・・・

言の葉となっていく・・・

 

自然の全てのものが歌をうたっていると仮名序に書かれていて、

ウグイスが鶯をしていること

カジカガエルが河鹿蛙をしていること

それは 言の葉であらわせないけれど

こころが種になっているのだなぁと感じました

 

 

 

じゃあ こころって 何?

 

 

 

 

 

 

漢詩は

孟浩然「春暁」を声に出して読みました。

 

 

そして 猫も聞いていたのでした

 

 

 

ひっそりと聞く 猫ちゃん

 

 

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南部鉄瓶

2024-11-29 18:50:02 | 日記

IH用の南部鉄瓶おじいさんが買いました。

毎朝、南部鉄瓶で沸かしたお湯で

珈琲を飲んだり、

おさ湯を飲んだり

 

うっかりが目立ってきたわたしたちには

IHは安心ですね。

天ぷら、唐揚げは、お惣菜か外食です。

なにがなんでも おうちの手作り!というのも無くなり、

良い感じで気楽になってきました。

 

 

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バードウォッチング

2024-11-28 17:07:32 | 日記

 

特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」

特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」

2024年11月2日(土)~2025年2月24日(月・休)|国立科学博物館(東京・上野公園)

特別展「鳥」

 

 

今日は、お散歩の途中で 3月以来かな?のコガモを見かけました。

おそばには、カイツブリもいて

 

 

国立科学博物館で「鳥展」開催しているそう。

冬は鳥ですね。

我が夫婦も冬は鳥です。

 

 

おばあさんと鳥はまあ、そっくりなのです。

籠に入っているのが嫌い、

一方的に喋る、

すぐに飛び去る

近づくと逃げる

 

 

おじいさんは、写真鳥になりますね。

アカガシラサギを撮影したときは 喜んでいました。

たまたま見れたんだとか。

おばあさんは地味な羽の時のアカガシラサギしか見たことがありません。

 

 

九州で見たヘラサギ、ツクシガモは面白かったです。

一瞬見れたタゲリも嬉しかったです。

タゲリもこのあたりにいるらしいのですが、

一度もあったことがないので、

まさか九州で見れるとは思わなかったのです。

 

 

 

 

今年の冬は、どんな鳥に出会うでしょう・・・

 

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亥の子餅

2024-11-27 08:39:01 | 日記

先日、おばあさんは「亥の子餅」を買いに和菓子屋さんへ行きました。

夕方近かったので、売れ切れてしまっていました。

お店の人が「今月末まで売っています」

 

今日は、おじいさんのおかあさんの命日で、

亥生まれのおかあさんにちなんで、

亥の子餅買ってこようと思いました

 

おじいさんは、いまだに、

おかあさんの話を自分からはしません。

お墓参りも行けないのです。

お墓参りに行かないというか、行くことができない、行きたくない・・・

 

 

死を受入れるまでには時間がかかります。

というか・・・

身体は亡くなっても、

スピリットは永遠だと信じているのかもしれません。

 

おばあさんも、言葉で何と表して良いのかわからないのですが、

それは、永遠 

なのだと思います。

 

 

お花を買ってきて、

胃の子餅を食べようと思います。

おかあさんの話をするかもしれないし、

しないかもしれませんが・・・

 

おじいさんは、甘党で、

もちもちしたお菓子が大好きなのです。

 

 

おばあさんは、実母の命日を カーネーション忌、

おじいさんのお母さんの命日を 蜜柑忌と名付けました

お蜜柑が大好きなおかあさんだったので

 

 

猫ちゃん達にも 今日は猫缶あげましょうね。

普段はカリカリの餌なのですが、

特別な日には、猫缶あげています

 

 

 

 

 

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