ニワトコ

ニワトコ(接骨木)はスイカズラ科の花で薬用植物です.北海道を除く全国に分布し,山野に自生する落葉灌木です.学名はSambucus racemosa L.subsp.sieboldiana(Miq.)Haraで,sambucusが古代の楽器,racemosa(総状花序をつけた),sieboldiana(シーボルトの)のことから,シーボルトに因み,総状花序をもつ,花形が古代の楽器に似た植物意.和名はミヤツゴキ(造木)の音転と考えられている.花期は4月,場所はドライブウェイ途中.

ナツグミ

ナツグミ(夏茱萸)はグミ科の花で,中部地方の太平洋側に分布し,山野の日当たり良い所に自生する落葉低木である.学名はElaeagnus mulutiflora Thunb.var.mulutiflora で,elaeagnusがelaia(オリーブ)とagnos(セイヨウニンジンボク)の2語よりなり,実はオリーブに似て,葉かセイヨウニンジンボクのように白いこと, mulutiflora(多数の花の)のことから,花が多数の,葉がセイヨウニンジンのように白い植物の意.和名は夏に咲くグミのこと.花期は7月,場所は笹又道.

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