従来型のエコキュートは、深夜電力を利用してお湯をつくるものでしたが…。
最近、「おひさまエコキュート」と言われているものが出てきました。
おひさまエコキュートとは、昼間の太陽光発電の余剰電力を利用してお湯をつくるもので、利用することで電気料金が安くなります。
消費電力の75~80%を太陽光発電でまかなうことができると言われています。
太陽光発電システムをもっていれば、標準仕様となるものですが…。
まず、なぜ安くなるか?違いは?
1. 売る電気代より買う電気代が高いので、電気を作って使用した方が安くなります。
売電単価が16円/kWh、買電単価が31kWh(電力会社平均)、2倍ぐらい違いますので、出来るだけ買わないで電気を作って使う方がお得になるということです。
2. 従来のエコキュートは深夜にお湯をつくりますが、利用するのは次の日の夜になります。おひさまエコキュートは昼間にお湯をつくりますので、沸き上げてから使用するまでの時間が短いので、従来のエコキュートより放熱ロスが少なくて済みます。
外気温の高さによるヒートポンプの効率向上も期待できます。
3. 天気予報連動で、晴れている時間(電気を作れる時間)にお湯をつくります。
しかし…東北電力には、おひさまエコキュートの料金プランがありません…。
東京電力には、おひさまエコキュートの料金プランがあり、関東エリアでは販売実績がありますが…東北電力の料金プランがないからか、東北エリアでの販売実績がまだありません。
エコキュート別年間光熱費の比較
1. 従来品エコキュートは、年間約26,000円と、言われています。
2. おひさまエコキュートは、年間約12,000円となり、半分以下ぐらいになるようです。
※ 天気や家族構成、利用の仕方で変わります。
それでは、東北エリアの方は従来品エコキュートを利用するしかないのでしょうか?
3. 昼間シフト型エコキュートというものがあり、弊社では太陽光発電システムを採用した方に設置しています。
ソーラーモードアプリで太陽光発電と天気予報データから最適な運転を自動化し、昼間40~80%のお湯をつくる、おひさまエコキュートに近いタイプのものがあります。
年間の光熱費は昼間50%で21,000円ぐらいになるようですが…。
実際は、天気や家族構成、利用の仕方で変わりますし、わかりません。
このぐらいと思っていただければ!
参考になれば幸いです。
弊社、太陽光発電システム採用例
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