勝手に「師匠」と思っている、出口治朗さんの本です。
今回の本は「還暦からの底力…」というタイトルでどんな内容なのか興味津々で購入!
出口さんは還暦の時にライフネット生命を開業し、古希を迎えた2018年には立命館アジア太平洋大学の学長に就任しています。
本のタイトルから想像して、還暦から「何」をしなくてはいけないのか? 仕事を引退したら「何」をするのか?を想像したのですが…。
そんなことは書かれていません。
第一章 社会とどう向き合うのか では
・ 「何歳まで働くのか」を考えても意味がない
・ 「敬老の日」を廃止せよ
・ グーグルやアマゾンを生み出せない日本の教育
・ 自分の頭で考えてこなかった 日本の大人たち 他
とても納得できる内容で刺激的でした。
第二章 老後の孤独と家族とお金
・ 死んだら星のかけらに戻るだけ
・ 次の世代のために、自分のできることに取り組む
・ 運をつかむカギは「適応」にあり
・ 人とのつながりは「自分」というコンテンツ次第 他
ビジネスの参考になることばかりです。
第五章 持続可能性の高い社会を子供たちに残すために
・ 男女差別が日本を衰退させる
・ 日本の社会保障は「小負担・中給付」
・ 諸葛孔明が最低のリーダーである理由
・ 精神論を排除し数字・ファクト・ロジックで語る
・ 「迷ったらやる。迷ったら買う。迷ったら行く」
・ 感情は素直に出してよい、ただし…
本を読んでいるのですが…講義を聴いているような感じでした。
何回もよんで講義を受けたい、そんな本です。
60歳は人生の折り返し地点に過ぎないと言います。
人生100年が決して夢ではない時代…。
20歳を大人のスタートとすると、60歳はちょうど人生のど真ん中。
マラソンで言えば折り返し地点では!と…。
まだまだ走れる、走らなければいけない、次世代のために!
自分の頭で考え行動し、「迷ったらやる」という考えは刺激的で新鮮でした。
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