OBの施主様2組、国交省地域型住宅グリーン化事業でグループを形成している工務店の代表の方3名を含め、56人の方に見ていただきました。
工務店の代表の方は、納まりなどに目が行っているようでした…。
今回、近くの木と職人でつくる家づくりグリーン化事業グループの勉強会ということでに完成見学会を会場とさせていただき、開催させていただきました。
大工工事は藤澤棟梁にお願いしました。
数寄屋建築を得意としています。
造作家具としてオープン階段、流し台、座卓、TV台、文机もつくってもらいました。
つくっているのが楽しいという方ですので何でもつくれそうです。
キレイに納めていただきました。
残念なのは建築を勉強している学生さんが一人も参加しなかったことです。
今の時期は夏休み前で課題の提出、試験があるようですが…。
息抜きぐらいの時間で見学できるはずですが…。
そもそも木造住宅に関しては、あまり興味がないのでしょう…。
西側の学生さんたちは東京芸大等の大学院を卒業して大工職になるという方が普通におられますが、東側の学生さんは…そうなったということは聞いたことがありません。
文化の違いでしょうか。
大きな建物、変った建物には興味がある?
むかしは、建築の基本は住宅にある!
小さな住宅ができて、初めて大きな建築ができる!
みたいなものがありましたが…。
しっかり勉強しないと…。
なので、宮城の住宅が違う方へ行っているようで…。
質もあまりよろしくありません。
軒がない、庇がない家が多くなってきています。
見た目がカッコイイので、売れているそうです…。
自然素材住宅の家も同じく…。
反原発、薪ストーブ、気密は必要ない!自然が一番!…。
自然素材なので写真写りはいいし、言っていることは間違っていないのですが…。
中身がありません。
共通して言えるのは住む人より、「売れる家」基準でつくられているところです。
そうならないように、今回少しでも木造住宅に興味をもってもらい、質が少しでも上がるようになればと思って企画しました。
次回、機会があればまた企画したいと思います。
最新の画像もっと見る
最近の「家づくり」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2010年
人気記事