私の家づくりに対する想いをまとめました…
ごあいさつ
はじめまして 伊藤工設計の伊藤博範と申します。
私の家づくりについて少し話させていただきます。
木で家をつくることは…
地球温暖化の主な原因である二酸化炭素を大気中から吸収し、炭素として蓄えます。
これを二酸化炭素の固定化といい、一軒の家で約11トンを何十年にもわたって固定化します。
人の呼吸で出す二酸化炭素はひとり年間320kgですので30年分を固定化することになります。
資源が乏しい日本は出来るだけ自然エネルギーを利用し、環境に対して負荷を与えないようにしなければいけません。
小さな工務店の仕事でも環境に少しは役に立っていることに誇りを持っています。
私どもの会社の特徴は地場の木を利用し、自然素材と近くの職人でつくる省エネの家づくりです。
宮城県の次世代省エネ基準よりも2段階上の省エネ基準(北海道レベル)以上でつくっています。
宮城県の次世代省エネレベルで建てた家は高性能とはいえません。
予算に余裕のある方はその上(3段階上)を目指すのもいいと思います。
基本は気密・断熱を確保し、省エネルギーの家をつくることです。
気密・断熱をしっかりとるのに多少の経費はかかりますが、低性能な家では住んでから高い光熱費を払い続けることになりそのお金のほとんどが中東などのエネルギー原産国へ流れていってしまうことを考えると…、そうであれば、将来に支払う光熱費分のお金を、気密・断熱の材料や職人の手間の方に回す方が、環境には低負荷で、なおかつ地域循環型家づくりが可能となるのです。
また省エネだけではなく、家の空間、素材も大事にしています。
将来を考え、家族が末永く、気持ちよく暮らしていける家づくりを提案していきたいと考えています。
私の仕事は家づくりです。
想い、悩み、闘い…。
これまで携わってきた家づくりは私を成長させてくれました。
家づくりは私の生きがいです。
ホームページやブログなどをご覧いただき、すこしでも共感していただければありがたいです。
みなさんの家づくりに参加できることを楽しみにしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/88/2349be6e3628a203a96d0e6c67ab04cb.jpg)
一級建築士 伊藤博範