Virago400とFusion250の2台を立て続けに盗難にあってから、バイクを購入するのもどうかと感じる様になりました。しかし通勤では、駅に出るまでどうしてもバイクが必要な事もあって、購入したのがこのバイクでした。
本当は原付でも良いかと思ったのですが、この当時から「二段階右折」という事が法律でも決められてしまった事と、やはり法定速度が30キロという事があるので、原付を購入する気にはなれず、このバイクを購入しました。
このスクーターですが、4ストローク単気筒エンジンでしたが、125ccという事もあり結構キビキビした走りをしてくれました。ただ難点は「バッテリーが弱い」という事だったんです。
駅までの通勤で使うと、偶に雨などが降ってしまい駅の駐輪場に置きっぱなしという事もありました。また通勤で使うという事をメインにしていたので、走行距離は一日で数キロ程度の走行しかしません。なのである冬の朝の事、自宅でエンジンを掛けようとすると「ヴヴ・・・カチカチカチ・・・」てな感じでセルが回らなくなってしまいました。昔のスクーターであればキックでエンジンを動かす事も出来たのですが、この頃のスクーターではキックでエンジンを起動するなんてものはありません。結果、車を持ってきたり自宅に充電器を置いて、バッテリーが上がるたびに、それでエンジンを起動していたのです。
これは私が購入したバイクだけの問題だったんでしょうか。でもバッテリーを交換してもあまり変わりありませんでした。
このバイクは通勤専用であり、この頃は仕事も極めて多忙であった時期だったので、このバイクでどこかへ行くなんて事をしなかったのですが、このバッテリーが弱かった事だけが印象に残ったバイクでした。