さて、GIXXER150のリアサスペンションのプリロード調整をしたので、乗り心地の状況を確認するために、丹沢湖までひとっ走りしてきました。結論から言えば、若干ソフトになった感じです。
GIXXER150はスズキとは言えインド製のバイクという事もあってなのか、結構「ゴツゴツ」とした乗り心地のバイクです。ネット上のレビューを見ても、この堅めの乗り心地について結構書かれており、私も初めて乗った時も「バンビ―な乗り心地だな」と感じました、結構路面のゴツゴツがダイレクトに感じるのです。
彼のインドでは体格良い人がタンデムなどで乗る事もあるので、こういった頑丈な設定になっているという話も聞きました。
今回、プリロード調整で1段下げましたが、今までゴトゴト感じたのが、これによって少し減った様に思えました。これならば遠乗りでも若干、疲労が減るのでは無いかと思えます。
今日周ったルートですが、自宅からちょっと南下して長後街道(戸塚~長後間の県道)を周り、そこから伊勢原へ抜けるルートを選択しました。
朝9:30頃に出発、途中、厚木市に入ったあたりでは10台ほどの「旧車会」の集団が先頭を走っていたので、若干混みあっていました。思うに、確かに古いバイクは私も好きですが、後ろのオッ立ったシートでマフラーをほぼ直管で爆音を出し、道の片側を右へ左へと蛇行して集団で走るのは頂けないですね。しかも今回見かけた旧車会は30~40代辺りが中心みたいで、集団の中で小学生にもならない様な子供をリアシートに乗せて蛇行運転しているのも見かけましたが、ありゃダメでしょう。しかも交差点で信号が赤になると律儀に止まり、「バンブー」と空ぶかしを集団でやりながら止まっているのでうるさくて堪りません。もう途中で追い抜かしてしまいました。
伊勢原からは国道246号線に乗って、秦野から松田方面に抜け、そのまま山北町を抜けて丹沢湖まで行きました。ルートの概略は以下の感じです。
このコースを取ると、何時もならば大体三時間コースなんですが、今日は意外と車の流れもスムーズで、丹沢湖には11:30個頃に到着しました。
写真は丹沢湖畔の尾崎駐車場での写真ですが、見ると日差しもあって快適そうに見えますが、吹く風が結構冷たくて、到着してから直ぐに暖かい缶コーヒーを買って、手を温めながら飲みました。確かに日差しは暖かくて良いのですが、南側の谷間から吹きあがってくる風が冷たくてしょうがない感じです。
この場所へ来ると2つの事を思い出します。
一つ目は私が中学二年生の時、当時のクラスの仲間十人と担任の先生で、この丹沢湖に遊びに来た事です。今からもう42年程前になります。この丹沢湖の三保ダムが竣工したのは1978年ですが、それから3年後位でしょうか。確かこの丹沢湖の奥にある「西丹沢ビジターセンター」までバスで行って、帰りは皆で道を歩きながらこの駐車場の近くまで戻ってきました。担任の先生は当時で40歳半ば位だったんで、もう亡くなっているんでしょうか。あと一緒に行った仲間は今何をしているんですかね。
二つ目は長女がまだ二歳位の時に連れて来た事があります。この長女も今では大学生ですが、当時は娘を連れて休みの日には、良く家族で車で出かけました。そんな時もあったんですよね~。
丹沢湖では寒くて長居もせず、ここから山中湖へと向かいました。帰宅するにも同じコースを走っては面白味が無いので、帰路は山中湖から道志みちを抜ける事にしました。一応、冬のジャンバーも持ってきたので、ここでジャンバーを春物から冬のジャンバーに着替えて出発です。ルート検索では約30分ほどでパノラマ展望台に到着予定。
丹沢湖からはひたすら高度を上げていくので気温は下がります。でも今日は天気も良く、景色がとても良かったので、この移動の30分は結構景色を楽しめました。
明神峠を抜けて少し走ると、左手に大きな富士山が見えてきます。もうその辺りから道端に車やバイクを止めて写真を撮る人も多く、パノラマ展望台でも多くのライダーたちが思い思いに写真を撮っていました。富士山も綺麗ですが、その奥には南アルプスの山々が見えていて中々の絶景ポイントです。ちなみに私が好きな「ヨコハマ買い出し紀行」というマンガの中で、主役のアルファがアルバイトで焼きトウモロコシ販売をしていた場所も、この辺りの設定ですね。
(C)講談社 ヨコハマ買い出し紀行8巻
でもここはさすがに高い場所なんで、やはり寒かったです。
ここからは道志みち(国道413号)を走り、津久井から厚木に抜けてきましたが、道志ではまだ桜が満開な場所もありました。また昼過ぎにも関わらず山中湖方面に向かうバイクや車も多くあって、バイクなんかでは「ヤエ―」してくる人も多く居ました。まあ皆結構、のんびり走っている感じでしたね。
今日の走行距離は162キロ、時間はおよそ6時間。リアサスの調整もあってか、何時もより疲労が若干少ない感じでした。