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日光から奥日光~沼田ツーリング

 今年も梅雨の季節になりましたが、この週末は天気も良かったので、ちょこっとツーリングをする事にしました。で、どこへ行こうかと考えた時、昨年11月に日光へ行きましたが、今回はその先の奥日光方面を抜けて、赤城山系をぐるっと迂回するコースを周る事を考えました。これは今回のトビラ写真にもしましたが、吹割の滝を見てみたいと思ったからです。

 日本国内、関東近辺でも私が見ていない場所は沢山ありますからね。

 6/17(土)。この日はAM5:30に起床、空模様を見ると快晴。休日にこんなピーカンな陽気はとても久しぶりでした。すぐに荷造りをして自宅をAM6:10過ぎに出発したのですが、15分ほど走った時に忘れ物をした事に気付いて自宅に戻りましたので、結局AM6:50頃に再出発となりました。

 通常、私の家から日光へ行くのであれば東北自動車道を利用して宇都宮を経由するコースが普通なのですが、今回は東北自動車道から北関東自動車道を周り、桐生市近辺で下道に下りてから国道122号線を利用して、足尾方面から日光に抜けるコースを選択しました。

 ちょっと変わったルートを走っても良いですよね。さっくり言えばこんなルートです。

 朝出る時、家族はまだ寝てましたので朝食は途中でとろうと考えていました。そしてどうせ食べるなら、途中、佐野藤岡サービスエリアで佐野ラーメンがあったので、そこで朝食を取ろうと。3時間あれば到着できるだろうし、ちょっと遅れてもAM10時頃であれば、遅めの朝食みたいなもんだろうと考えたのです。

 最近では綾瀬スマートインターチェンジを何かと利用していまして、今回もそこから高速道路に乗って、海老名ジャンクションから圏央道に乗るつもりでした。途中、ちょっとお茶とおにぎりで軽く腹ごしらえしようと、コンビニに立ち寄り、そこでスマートフォンを設定したのですが、何故か音楽だけ聴く事が出来ません。これは携帯電話の不具合ではないかと思い、一旦再起動してみましたが、これが失敗でスマホの再起動で10分以上、時間を要してしまったのです。私は長距離ツーリングの時には、インカムで音楽を聴きながら、必要に応じてGoogle Mapのガイダンスも聞いているのですが、もしスマホが不具合で動かない場合、特に道案内のガイダンスを聞く事が出来なくなるので、これはキツイ問題です。

 スマホでGoogle Mapを利用する際、いちいちスマホ画面は見て居られません。適宜、Google Mapのガイダンスが無いと、そこはスマホを視認しなければならず、これは結構、バイクを運転する時にリスクが上がってしまいます。まあ昔ながらに地図を頭に叩き込みながら走れれば良いのですが、最近では車でもカーナビに依存したりしているので、このあたりの能力は確実に下がってしまっているんですね。

 結果、音楽が聞こえなかったのは、アプリケーションの自動更新の際、更新時の設定に不具合があった事が解り、スマホも無事に再起動が終わったので事なきを得ました。でもこれで更に時間をロスしてしまいました。

 さて、圏央道に乗り換えはしましたが、さすが土曜日。既にAM7時過ぎで中央自動車道の影響もあって、相模原愛川インターチェンジより先、八王子ジャンクションまで11キロと渋滞が始まっていました。渋滞の際にすり抜けは極力控えているのですが、スクーター等ならば良いのですが、やはりギア付マニュアルのバイクでは、半クラッチ操作で結構気力も体力(特に左手の握力)もかなり消耗してしまいます。その為に、流れに乗れる時には極力乗りながら、止まりそうになった場合、申し訳ないのですが、すり抜けをさせて貰いながら進みました。

 結局、圏央道の狭山パーキングエリアには1時間40分ほど掛かって到着しました。混んでなければ1時間程の距離なのですが、これは致し方ないですね。まあ一人旅なのでそこはノンビリと考える事にしました。この日の狭山はやはり休日なので混雑していたので、小休止を取ったらすぐに出発、次は佐野藤岡サービスエリアです。Google Mapによれば1時間程で到着と出ていました。

 狭山サービスエリアから久喜白岡JCTまでは空いていて、東北自動車道もそれほど混雑していなかったので、佐野藤岡までは予定通り1時間ほどで到着しました。

 私が知っていた佐野藤岡サービスエリアは、昔ながらのサービスエリアだったんですが、もう綺麗なサービスエリアに改装されていたんですね、知りませんでした。ここで早速、佐野ラーメンを食べる事にしました。

 チャーハンセットで頼みましたが、この佐野ラーメンはサッパリ系の醤油ラーメンでとても美味しかったです。何でも知り合いから聞いたところによると、佐野市内には様々なラーメン屋があって、食べ歩きがてらに行くと、美味しいラーメン屋が多いので、とても楽しいとの事でした。今度、時間があればやってみたいですね。

 遅めの朝食も終わり、少し休憩してから出発しました。ここからはすぐに北関東自動車道の分岐である岩舟JCTになりますので、そこで高崎方面へと進みます。時速100キロの巡行で約20分程で、太田桐生インターチェンジに到着。そこからは国道122号線を使い、ひたすら日光方面へ向かいます。

 始めは遠くに見えていた赤城山系もどんどん近づき、大間々を過ぎた頃から国道122号線は山間を縫うようになっていきます。そしてインターチェンジから1時間ほど進むと花輪という地区に入りますが、そこにはレトロ自動販売機の店があるというので立ち寄ってみました。

 ここは「丸美屋」という店なのですが、入ってみると小さな店舗に結構な人が来ていて、みなそこかしこで自動販売機の蕎麦を立ち食いしていますので、長居する事は出来ませんでした。中にあるレトロ自動販売機の種類は蕎麦うどんの販売機の他、確かあと1~2種類程しかなく、正直、これならば相模原のタイヤ販売店がやっている店の方が種類も豊富だなと個人的には感じました。でも既にメーカーによるメンテナンスも保守も終わった機械を、ここまで長持ちさせて稼働させている事には脱帽します。

 このあと、草木ダムに立ち寄り休憩。約1時間ほど走り日光に到着しました。

 上の写真は細尾大谷橋交差点から見た男体山です。ここでGIXXER150の燃料計の目盛りが残り2つになったので、日光市街のガソリンスタンドに立ち寄り給油です。考えてみたら、先日、チバニアンへ行く時に満タンにしてから、ここまで走るのですから、さすが鬼燃費のバイクです。

 さて、ここからいろは坂へ向かうのですが、道は結構空いていました。私も景色を眺めながらノンビリ走っていたのですが、丁度前を走っていた軽自動車のオープンカーがいて、何やらスピードを落としてハザード点灯、ドライバーは手の合図で「先へ行け」とやっていました。GIXXER150はそれほどパワーも無いので、坂道になるとそれほどスピードが出ません。だから基本、煽る事なんて出来やしないのですが、親切心で先を走らせて貰えるのかなと思い、追い越す際に手合図で「すみません」とやって先行させて貰いました。

 しかしその後、何故かこの軽自動車は私のGIXXER150を煽ってきます。そんな150cc程度のバイクなのに、何をムキになって煽って来るのか訳わかりませんが、とにかく後ろにピッタリとくっつけてくるのです。でもハンパなのが、GIXXERで少し加速すると距離が直ぐに離れてしまうんですよね。でも直線部になると鬼の様に加速してバイクの後ろにピタ付けしてきます。排気音を聞くとマフラはイジっている感じでしたね。
 いろは坂は上りが二車線になっているので、自分も相手にするのが馬鹿らしくなったので、途中で左車線にどきましたが、何故か一生懸命加速して、今度は前にいる車を煽り始めていました。助手席には長髪なびかせた彼女らしき人も座っていましたが、そんな煽りなんてしないで静かに運転すればいい物を、、、道路は社会の縮図ですから、色んな人が居るものですね。

 いろは坂を上り、今回は明智平を素通りして中禅寺湖畔に到着です。下から約30分はかからず到着しました。

 嫁にLINEすると、どうやら下界はかなり暑いという事でしたが、中禅寺湖あたりは24度でとても快適な陽気でした。今回はここが目的ではないので、ここで小休止した後、先に進む事にしました。

 中禅寺湖からは以下のルートを走ります。

 この時、時間は14時になっていたので、戦場ヶ原あたりで何か適当に食べる事にしました。

 何故ここが戦場ヶ原というのか。少し調べてみましたが、とある伝説に由来しているという事で、下野国(現在の栃木県)の二荒神(大蛇-男体山)と上野国(現在の群馬県)の赤城神(大ムカデー赤城山)が、中禅寺湖を巡る領地争いで戦った場所だからという事でした。そしてこの戦いの勝者は二荒神であったと言われています。

 この戦場ヶ原の真ん中に展望台があり、そこがパーキングエリアになっていて、何件か店があって、食事が出来る店(三本松茶屋)で「戦場ヶ原定食」を注文しました。

 これは山菜蕎麦とちまき2つの定食ですが、ちまきはゴマ風味が利いていてとても美味しかったです。食事をして少しノンビリしてから金精峠へと向かいました。
 金精峠は国道120号線を沼田方面へ向かうのですが、途中、湯ノ湖を過ぎて奥日光温泉を通ります。この辺りは硫黄の香がして如何にも温泉街なんだと思いましが、だいた15分ほど上り坂を走っていくと金精峠のトンネルがあります。

 この金精峠から男体山方面を見ると、遠くには戦場ヶ原が見えたりもします。このトンネル脇には駐車場があって、多くの車が止まっていますが、これは恐らくハイキング客の車だと思われます。

 トンネル脇の山を見上げると、そこそこ険しそうに見えました。

 このトンネルと抜けると、ひたすら下り坂が続きます。でも舗装はしっかりされているので、それほど難しくなく周囲の景色を見ながら走る事が出来るルートでした。まあ奥静岡とか、クリスタルラインといったルートは、あまりにも険しいルートだったのかもしれません。

 トンネルからだいたい30分ほど走り続けると、本日の目的地でもある「吹割の滝」に到着しました。

 この吹割の滝ですが、大河ドラマ「葵三代」のオープニングでも使用された滝です。

葵 徳川三代op

 このドラマを見た時から、一度は見てみたいと思っていました。

 入り口からは渓谷の下まで階段を使って下ります。この下り坂はそれほど急ではなく、チバニアンの方がきつかった様に思えます。渓谷に下ると、千畳敷と言われる川辺に出ますが、そこから直ぐの場所に吹割の滝はありました。

 なんつーか、とても綺麗な滝でした。この日はそれほど観光客も来ておらず、水が滝を流れる音と、鳥の声が聞こえる感じで、しばし見とれてしまいました。

 もう時間は16時を過ぎていましたので、ここからは関越自動車道の沼田インターチェンジから入り帰宅です。この日もツーリングプランを申し込んでいたので、高速道路の料金もかなり割引されると思います。

 帰りは赤城高原サービスエリアでちょっと長めの休憩を取りました。疲れたのでちょっとアイスクリームを食べて。

 このあと鶴ヶ島から圏央道を通り帰宅しましたが、自宅に到着したのは21時半頃で、走行距離は540キロ。まあまあの距離を走ったツーリングでした。気分転換も充分出来た感じです。


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