
夏休み中に行う主催事業の一つに「ミニキャンプ」があります。これは、本所の施設やプログラムを体験しながら、親子間や家族間の交流を深める目的で開催している事業です。
今夏は、8月11日(日)~12日(月)、17日(土)~18日(日)の2回、1泊2日の日程で実施しました。各回とも定数通りの12組の家族が参加されました。
内容としては、バーベキューやソロ炊飯活動,自然観察,冒険の森活動や創作活動等です。宿泊は,ケビン棟です。バーベキューやソロ炊飯活動では,家族で協力しながら薪を焚いて土鍋でご飯を作ったり,食材を切ったりし,最後は家族ごとにバーベキューコンロを囲みながら楽しく食事をします。
初めて土鍋を使ってのごはん炊きをされる親御さんがほとんどで,ふっくらと出来上がったときの喜びの表情が,とても印象的でした。
子どもたちも食材を切ったり,火吹き竹を吹いたりするなど,お父さんやお母さんに見守られながら自分でできることを一生懸命にやっている姿が随所に見られました。
こうしてみんなで汗を流しながら協力して作ったバーベキュー,普段にも増しておいしく感じられたことでしょう。
夜は,ケビンでの宿泊。シュラフ(寝袋)に入っての,また,冷房のない自然の風任せの就寝に思うように寝付けなかったり,しっかりと寝られなかったりすることもあったと思いますが,これもよいアウトドアならではの経験です。
ちょっぴり非日常的で,「避便・避快・避自由」な生活ですが,だからこそより家族の良さを認識したり,絆を深めたりできる機会になったのではないかと思います。
ただ、保護者の方からもご助言いただきましたが、家族間の交流の場をもっと設ける必要があったなと反省が残り、来夏に生かしたいと思います。
来夏も多くのご家族のご応募を期待しております。
<参加保護者の方の感想から>
〇子どもがお手伝いできました。星がたくさん見られました。楽しく過ごすことができました。お世話になりました。
〇無理のないゆったりとしたスケジュールで、アウトドアを楽しみながら江津の自然もゆっくり楽しむことができ、楽しい2日間でした。
〇バーベキューで土鍋で炊いたご飯が最高においしくて、3~4杯おかわりして完食しました。自分たちでもビックリでした。炊飯器より大変でしたが、全然違うおいしさでした。