前期利用団体指導者研修会

　先日（４月２３日），４月１日から８月２９日の間に入所予定の学校や団体の研修担当者に来所いただき，前期利用団体指導者研修会を開催しました。

この研修会は，

　①集団宿泊研修の教育的意義及びその内容・方法について理解する。

　②当所での研修活動を効果的に展開するためのプログラム案を作成する。

　③同時入所団体とプログラム調整を図ることを通して，プログラムの再検討をしたり，宿泊研修への見通しをもったりするきっかけにする。

ことを目的としたものです。

　学校の先生方にとって，年度初めの出かけにくい時期ではありましたが，「何とか子供たちのために実りある研修にしたい。」という熱い思いをもって，来所いただきました。

所長講話～「よかったなあと思える宿泊研修にするために」と題して，体験活動の意義等について話を聞きました。

活動紹介～当初の研修プログラムについて，内容を一つ一つ知ることができました。

施設見学～４班に分かれ，食堂，浴室，宿泊棟，体育館，創作棟，炊飯場などを見て回りました。

実習～やぐらづくり，冒険の森，火おこし，GGG，創作活動，スコアオリエンテーリングのプログラムの中から１つを選択し，実際に体験してみました。

研修～プログラム作成の留意点，入所手続き，連絡調整について説明を聞き，理解を深めました。

プログラムの企画と団体間調整～同時入所団体同士でグループになり，本職員がコーディネートする中，入所期間中の研修プログラムを組みました。

　来所いただいた先生方，本当にありがとうございました。先生方の前向きな姿勢が子供たちに伝わり，きっと良い宿泊研修になるのではないかと，強く思いました。

　入所される日を，そして子供たちと会えるのを楽しみにしています。

＜アンケートの感想から＞～一部抜粋～

〇実際に現場を見たり，体験に参加できたりして，有意義な時間だった。

〇指導者としての心構えや施設の様子が分かり，よかった。

〇子供の実態と活動内容を合わせて，ねらいや事前の指導が明確になった。

〇丁寧に説明していただき，とても分かりやすかった。GGGの活動体験も楽しかったし，子供たちにぜひやってほしいなと思った。

〇作業中，たくさんほめていただいたり，励ましていただいたりしたので，元気が出た。