11月からの開所に向けて、様々な準備を行なっている日々ですが、先日は、講師を招いてのコミュニケーションセミナーを実施しました。講師は、フリーアナウンサーや話し方セミナー講師として活躍されておられる河上恵美さんです。
お話の中で特に印象に残っていることは、笑顔の大切さと効用です。河上さんは、「笑顔」こそが、人と人とが良い関係を築くためのポイントだと、お話しされました。
コミュニケーションの三大原則は、①人は自分への関心が一番高い ②人は自分のことをわかってほしい生き物 ③人は自分のことわかってくれる人に好意を持つ、なのだそうですが、会話の時に、顔の表情(笑顔で聴く話す)、声の表情(声のトーンや大きさで、気持ちを言葉にに乗せる)、体の表情(うなずいたり、あいずちをうったりする)の3つの表情を使って、相手のことをわかろうという気持ちで会話していくことで、良い関係が築けるのだそうです。
良好な関係を築くには、自分の第一印象も大切になるのですが、これにも笑顔が大きくかかわってきます。
現在のようなマスク生活でのコミュニケーションでは、うなずく、あいずちをうつ、身振り手振りを使うという体の表情に気を配ったり、目を大きく見開くなど、マスクで隠れていない部分を使うことが大切だと教わりました。また、電話での応対では、正しく丁寧な言葉遣いと適度のあいづちをいれることを心がけて、誠意をもって応対することが大切だと教わりました。
そして、笑顔には、自分もそして相手も明るくする力があり、それが、職場や家庭、地域の活気までも作っていくというものだというお話もありました。
笑顔は、よりよいコミュニケーションづくりに不可欠なものというよりも、人生をよりよく生きために欠かせないものだと強く考えされられた研修でした。
今回の研修は、わたしたち職員にとって、大きな収穫のある研修となりました。
これからの入所者との応対や電話対応に活かしていきたいと思います
byしばっち