公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

地震から一週間たった宮城県から‐3月19日-2

2011-03-19 | 雑記
非常時の体験から学んだこと。
お皿にサランラップを張って使って、洗い物回避。
他。

揺れがおさまって道路へ出てみたら、近所の奥さん達がてんでに立ち話。
お互い無事を確認しあっていると、隣の奥さんが
「水が出るうちに、お風呂に水張りなさい、おなべとかありったけの入れ物に水」
子どもの頃に大きな地震を経験していて、水が一番遅かったから、とのこと。
あわてて、風呂に水を足し、ポリタンクなどに汲んでみましたが、
夕方になっても出ていたので、ナーンダ、出るじゃんと思っていたら
翌朝から、一週間たった今も断水。
電気は四日目にはついて、ご近所中歓声が沸きました。

普段資源節約と、ラップ類はほとんど使わないのですけれど
このときばかりは、紙コップ・割り箸・ラップの活用で洗い物回避です。
ゴハンも、無洗米なら研がずに炊けますから重宝。

卓上用ガスコンロは、翌日から大活躍でした。
ガス缶が続くうちは何とかなりますが、ガスの復旧までには一ヶ月以上は
かかりそうですから、物流の復活で手に入るようになることを祈るばかりです。

都市ガス・都市ガスってみんな変換して来ているけど、
プロパンガスだったらなとも思いました。
オール電化のお宅は、あとは水だけ、だそうですが。

避難所で、ただただすわりこんでいるような人たちの様子をみると
何かしらからだを動かしているほうがいいのにな、と思うのですが
食料不足では、動けませんね。倒れてしまいかねません。

生徒達の家では、親類を頼って震災避難をしている家庭も多いのですが
うちでは、動かせない老犬がいるし、
教室のこともあるので、ここに何とか踏みとどまります。
主人の職場のこともあるし。

近くのお仲間は東京へ避難しました。

それなりに片付いたので、うちでは来週火曜日から教室は開けます。
来られる生徒だけでも、教室対応を始めようと考えています。
お母さんが仕事に出なければならない家庭、
親子だけでうちの中に居竦んでいるしかない家庭、
そういう人たちに少しでも助けになれば、と思うのです。

垢では死なない、とはいうものの、
お風呂に入りたいとは思います。










コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 地震から一週間たった宮城県... | トップ | 震災疲れ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

雑記」カテゴリの最新記事