公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

読者からのおたよりに

2012-12-24 | 読者からのコメント・おたより
どうしたらお金をかけずに集客ができるだろうか、
というようなおたよりがありまして、
私としては、事業計画そのものに無理があるのではないか、
と、お返事をしたのですけれど。

案の定、ご期待に沿う返信ではなかったらしく、
久しぶりに、やや不快になるお返事をいただきました (^.^)
その中に、
「コンサルタントでもないのに・・・・・・」という一文がありまして、
おやおや・・・・・・

常々書いていますように、このブログは個人の趣味で公開しているもので
自分の体験から、同じような思いをしている方々に少しでもお役にたてれば、
ということで更新しているものですから、
「コンサルタント」なんてことでやっているものではありません。

第一、経営その他のコンサルタント、という事でしたら、有料ですよ。

ご相談事についても、あくまで経験からの知恵を提供するだけのことで
心身症なら医者に相談するようにおすすめしていますし、
法律的なトラブルに発展しそうなら弁護士にご相談になることをお勧めしています。

その前段階のあれこれには、できうる限りの「知恵」は提供していますが。

ところで、なるべくお金をかけない集客、ということですが。
くもんの指導者の経験のある方ならご存知の通り、基本はクチコミです。

「あそこの先生は、教室は・・・・・・」という保護者間の雑談や、生徒たちの情報交換が
どんなチラシや広告よりも有効なのです。
だからこそ、毎回の教室に真摯に対応しなければならないのです。

新開設の場合、そういうのはゼロなので、くもんの看板は集客に有効なはずなのですが
以前どこかで書いているように、私が教室を立ち上げたとき
説明会に来てくれたのは、学校帰りに「ここ、なにやってんの?」とのぞきに来た
小学一年生の男の子一人だけでした (^.^)
その後、近所の知人が連れ立って体験学習に来てくれたので、ゼロスタートは免れましたが、
私が新開設応援に行った「もと、地元の小学校で教師をしていたひと」の場合は
初日から満席。「一生懸命やってくれる先生」という評判があったのですね。
そういうものです。

それなりの地縁というものがなければ、何事にせよゼロスタートは難しいものです。
あるいは行政の認可とか補助金とか、公的なお墨付きとか、
有名フランチャイズの看板とか? 

ただ、やってみたい、だけでできるほど、起業というのは甘いものではないのは
確かなことですね。


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