公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

老いじたく ?

2011-08-30 | 雑記
父が亡くなった頃から、考えはじめていたこと、
「そろそろ身辺整理をしておかなくちゃ・・・・」
サラリーマンなら定年退職ってことがあるけれど
主婦や自営業にはそんなものないし・・・・・

原則的には執着心が強く、物を捨てられないタイプで、
いくつになっても夢見る乙女でもあるわけで
「いつか、いつか・・・・」としまいこんであるものが、た~くさんあるのです。

くもん教室を始めたのは下の娘が高校生になってからでしたから
それまではほとんど専業主婦で
くもん時代の同僚からは「まさか・・・・?」といわれたものですが
編み物もすればパッチワークでマット類なども作れるし自分で作ったこぎん刺しの小物もあれば・・・・パソコンでHPを作るのも教室カレンダーをプリントするのも同じこと。
パイも焼ければ、梅干も作れるし、なんてね、
まあ、うちの中にはそういったことの材料や道具類がた~くさんあるわけです。
それから、当然、仕事がらみの資料その他も。

近頃はやりの、「断捨離」

老犬を見送って、自分自身も「じきに還暦かぁ」と思うと
それまでになんとか「夢」の整理をしておかないと。

本の整理はすでに去年から開始してはいるのですが、まだほんの一部で
衣類の整理についてはまだまだ。
それどころか犬の遺品だって捨てることはできないでいます。
「断捨離」なんて程遠い。

でも、元気なうちに片付けておかないと、からだが重くなってからでは大変。
「今のうちに捨てるものは捨てとかないと、私が死んでから貴方が片付けるの、大変でしょ?」
「なに、俺が先に死ぬから、」と主人が言うので
「貴方が先に死んだら、そのあと私一人で片付けるのはもっと大変じゃないの」

若い頃、山本周五郎の、題名は忘れましたけれど、武士ものの一つに
「急な用事で妻を旅立たせたあと、ふと家の中を見回して見ると
不要なもの・見苦しいものは何一つなく片付いていて、武士の妻たるものの覚悟の程に
驚いた・・・」というシーンがあり、
「おー、こうありたい」とは想ったものの、とんでもないことで。

何はともあれ、うち中すっきりさっぱりさせて、と考え出すと
教室そのものも、整理の対象かも・・・・?
なんて気がしてきて。

どうする?
いっそ、そっちを整理しちゃって、片付けがてら手芸三昧に戻るか・・・・?
だけど、教室経営、向いてるし好きなんだよなぁ・・・・

若い頃にはあっちもこっちもと欲張ってやれたものが、
もう、そうは行かないだろうと想うと、けっこう落ち込みます。

ま、いずれにせよ、お片づけをせっせと進めて、
たぶん、すっきりと教室をやっていくというところに落ち着くだろうと想っています。

おっと、印刷屋さんに秋のチラシのオーダーしなくちゃ。





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