開設時間
公文の規則として、「週に二回、月に七回以上の教室学習」というのがあります。
学習曜日は、月・木、火・金、のようにそれぞれの指導者の都合で決めることができます。
開設時間も二時から七時とか、三時から九時などのように時間設定をし、
学年ごとに入室時間を決めて運営している教室もありますし、午前中に幼児クラスなど開かれている指導者も居ます。
学習内容については別項としますが、プリントを生徒が自分で解く学習、
及び宿題として自宅で学習してきたプリントの採点をし、訂正学習をさせることも教室学習のうちです。
その日の教室で学習したプリント、宿題学習の訂正など、すべてのプリントが
百点になって、生徒の一回の教室学習が終わります。
そのために、運営上準備しておかなければならないことは
学習日ごとに教室で学習する教材と宿題として渡す教材、
また、学習したプリントを採点する人手ということになります。
宿題のプリントをその場では採点せず、次回の学習日までに採点しておき、
訂正学習は次回の教室でするという、いわゆる次回返しという方法ですと、
生徒が教室に在室している時間帯の人手は最小限で済む、とはいうものの、
少なくとも、当日学習分のプリントの採点、訂正学習の採点、英語の音読確認、国語の音読確認、わからないところの指導などは指導者が対応するにしても、スタッフは必要です。
以前、私が開設した頃は、教科数三十毎にスタッフ一名の割合で・・・・などと
研究会では言っていましたが、それでは教室内に生徒の行列ができるというのが
私の実感でもあり、生徒の座席占有時間(回転)ということも考え合わせると
二十教科数に一名ぐらいの割でスタッフは考えたほうが良いと思います。
ただし、これは、延べ総数ということで、生徒の在室時間に合わせるように、
スタッフの在室時間を調整しておく必要があるのは勿論です。
例えば、うちの教室の場合、四十席が満席になるピーク時の二時間ほどは九人、私を含めて十人体制ですがその前後には三~四人です。
学習記録
また、公文式の学習ということで、大切なことには、学習記録をつけると言うことがあります。
生徒一人一人の、学習に要した時間、プリントの正答率などは常に記録を取っておかないと、長期的な学習の見通しということができません。
(この子は何番のプリントを学習した際に、一回目には何分かかり、正答率は何割であり、二回目には何分・何割)ということがわかっていないと、そのこどものそのプリントの学習内容の理解度というものがわからないのです。
わからなければ、次の学習のめどが立てられませんから、記録は大切です。
個別指導とよく言われ、マンツーマンでの対面指導が個別指導であるかのように
思われがちですけれども、本来の個別とは、個人の能力別と言うことに他ならず、個人の能力別であるならば、指導する側が個々の生徒の能力をしっかり把握していなければなりません。
で、そのためには、データが欠かせないので、記録は大切ということです。
学習終了時には、生徒本人と指導者とで当日の学習を振り返り、宿題の質・量などを相談できるとベストです。
余談ですが、こどもの学習のために家庭教師はどうか、という相談を受けることがあります。世の中には、すばらしい感性を持った、家庭教師にぴったりの人と言う方も多々おいでなのであろうとは思いますが、たいていは学生のアルバイトです。
まだまだ勉学途上の学生が、個別のニーズに応えられるほど経験を積めるとは思えません。
行き当たりばったりに、とにかく机に向かわせることができればましなほうだと思えます。
中には子どもの学校の宿題を代わりに解いてやるなどということが勉強を教えることだと勘違いするような家庭教師もいるのです。
指導力
基本は自習、自学自習で学べるように教材自体が先生であるから、特段の教員免許も不要、とはいうものの、子どもが自分で答えを発見できるように誘導していく為には、教材の構成
ということがよくわかっていなくてはなりません。
また、答えを思いつかせる為のヒントなども多々必要です。
さらにまた、その子どもにわかりやすい事例を挙げるなど、指導技術は必須です。
でも、幸いなことに、はじめから何十人もの生徒に対応しなければならないわけではありませんから、子どもに教えられて指導技術は向上していくものです。
教室だより
公文教育研究会では、各教室の指導者に「自教室の学習日等を保護者生徒に伝えるために
教室だよりを出す」ことを義務付けています。
お便りを出すのは当然のことと思いますが、記載内容は、指導者の自由に任されています。
さらには「教室だよりの素」などという切り張りして使えるようなコラム集やイラスト集なども二カ月おきに郵送されてきます。
中には、そういったものを適当に貼り付けてコピーして教室だよりを作る、なんて先生もいて
それで教室の様子などを保護者に伝えられるのかな、と私などは思っています。
自教室の広告のひとつと考えて、自分のカラーでしっかり作るべきだと思います。
パソコンで作れば、さほど手間がかかるわけでもなく、自分のことが載ったりすると子どもも
とても喜びますし、B4サイズ二枚程度のネタは日々の教室にいくらでもあります。
それでも足りなくて、ホームページも公開していたりして。
公文の規則として、「週に二回、月に七回以上の教室学習」というのがあります。
学習曜日は、月・木、火・金、のようにそれぞれの指導者の都合で決めることができます。
開設時間も二時から七時とか、三時から九時などのように時間設定をし、
学年ごとに入室時間を決めて運営している教室もありますし、午前中に幼児クラスなど開かれている指導者も居ます。
学習内容については別項としますが、プリントを生徒が自分で解く学習、
及び宿題として自宅で学習してきたプリントの採点をし、訂正学習をさせることも教室学習のうちです。
その日の教室で学習したプリント、宿題学習の訂正など、すべてのプリントが
百点になって、生徒の一回の教室学習が終わります。
そのために、運営上準備しておかなければならないことは
学習日ごとに教室で学習する教材と宿題として渡す教材、
また、学習したプリントを採点する人手ということになります。
宿題のプリントをその場では採点せず、次回の学習日までに採点しておき、
訂正学習は次回の教室でするという、いわゆる次回返しという方法ですと、
生徒が教室に在室している時間帯の人手は最小限で済む、とはいうものの、
少なくとも、当日学習分のプリントの採点、訂正学習の採点、英語の音読確認、国語の音読確認、わからないところの指導などは指導者が対応するにしても、スタッフは必要です。
以前、私が開設した頃は、教科数三十毎にスタッフ一名の割合で・・・・などと
研究会では言っていましたが、それでは教室内に生徒の行列ができるというのが
私の実感でもあり、生徒の座席占有時間(回転)ということも考え合わせると
二十教科数に一名ぐらいの割でスタッフは考えたほうが良いと思います。
ただし、これは、延べ総数ということで、生徒の在室時間に合わせるように、
スタッフの在室時間を調整しておく必要があるのは勿論です。
例えば、うちの教室の場合、四十席が満席になるピーク時の二時間ほどは九人、私を含めて十人体制ですがその前後には三~四人です。
学習記録
また、公文式の学習ということで、大切なことには、学習記録をつけると言うことがあります。
生徒一人一人の、学習に要した時間、プリントの正答率などは常に記録を取っておかないと、長期的な学習の見通しということができません。
(この子は何番のプリントを学習した際に、一回目には何分かかり、正答率は何割であり、二回目には何分・何割)ということがわかっていないと、そのこどものそのプリントの学習内容の理解度というものがわからないのです。
わからなければ、次の学習のめどが立てられませんから、記録は大切です。
個別指導とよく言われ、マンツーマンでの対面指導が個別指導であるかのように
思われがちですけれども、本来の個別とは、個人の能力別と言うことに他ならず、個人の能力別であるならば、指導する側が個々の生徒の能力をしっかり把握していなければなりません。
で、そのためには、データが欠かせないので、記録は大切ということです。
学習終了時には、生徒本人と指導者とで当日の学習を振り返り、宿題の質・量などを相談できるとベストです。
余談ですが、こどもの学習のために家庭教師はどうか、という相談を受けることがあります。世の中には、すばらしい感性を持った、家庭教師にぴったりの人と言う方も多々おいでなのであろうとは思いますが、たいていは学生のアルバイトです。
まだまだ勉学途上の学生が、個別のニーズに応えられるほど経験を積めるとは思えません。
行き当たりばったりに、とにかく机に向かわせることができればましなほうだと思えます。
中には子どもの学校の宿題を代わりに解いてやるなどということが勉強を教えることだと勘違いするような家庭教師もいるのです。
指導力
基本は自習、自学自習で学べるように教材自体が先生であるから、特段の教員免許も不要、とはいうものの、子どもが自分で答えを発見できるように誘導していく為には、教材の構成
ということがよくわかっていなくてはなりません。
また、答えを思いつかせる為のヒントなども多々必要です。
さらにまた、その子どもにわかりやすい事例を挙げるなど、指導技術は必須です。
でも、幸いなことに、はじめから何十人もの生徒に対応しなければならないわけではありませんから、子どもに教えられて指導技術は向上していくものです。
教室だより
公文教育研究会では、各教室の指導者に「自教室の学習日等を保護者生徒に伝えるために
教室だよりを出す」ことを義務付けています。
お便りを出すのは当然のことと思いますが、記載内容は、指導者の自由に任されています。
さらには「教室だよりの素」などという切り張りして使えるようなコラム集やイラスト集なども二カ月おきに郵送されてきます。
中には、そういったものを適当に貼り付けてコピーして教室だよりを作る、なんて先生もいて
それで教室の様子などを保護者に伝えられるのかな、と私などは思っています。
自教室の広告のひとつと考えて、自分のカラーでしっかり作るべきだと思います。
パソコンで作れば、さほど手間がかかるわけでもなく、自分のことが載ったりすると子どもも
とても喜びますし、B4サイズ二枚程度のネタは日々の教室にいくらでもあります。
それでも足りなくて、ホームページも公開していたりして。