公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

コメント多数、ありがとうございます

2013-03-17 | 読者からのコメント・おたより
「私も同じ経験をしました」「私も近くに新教室をつくられ・・・・・・」
「私の事ではないかと驚きました」等々前回の「おたより2題」にはたくさんの「おたより」をいただきました。

同じ想いを持つ方、似たような経験をされた方が多いのには
今更ながら驚きます。
次々にコメントが届いているのですけれど、全部は載せきれませんので
代表的なご意見・ご感想のみの掲載とさせていただきますのでご了承ください。

子どもを育てる公文式教育をうたいながら
傘下の教室を育てることはせず、切り捨てゴメンで新教室設置にいそしむ研究会って
悲しいです。

くもんの指導者になる人って、根っこのところで人が良く、
かかわりを持った子どもたちを伸ばしてやりたいという気持ちが最優先ですよね。
だから、商売の上でもソロバンずくでなく人を信じやすいタイプが多い。
義理人情と経理は別、というのが経済界の鉄則ですが
「人を育てることを理念にしている会社なのだから」と自分の想いと同列に考えがち。
でも、そうじゃなかった、生徒数を増やすことだけが大事なんだ、
あの研修もこの指導法も、行き着くところは皆同じ、と思うとがっかりしてしまいます。

独立する頃、
「いかに高邁な理念でも、実行するためにはメシが食えなくては無理」と
よく言っていたものですが、ひるがえせば研究会自体にとっても同じことは言えるので
生徒数を増やすことが至上のものになるのは当然かもしれません。
ただ、増やす手段が違う、とは思います。
既存のお教室一つ一つが生徒数を増やし、指導者が
「メシが食える」状態になっていくことこそが、本当にくもん教室が伸びていくおおもとになるだろうに、と思います。

現在のシステムでは、指導者のなり手も減る一方で、
せっかくの「公文式指導法」が消えて行ってしまうのはあまりにも残念です。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なんとか (けんひろのん)
2013-03-23 09:20:05

おはようございます。

昨日は 職場の送別会でした。
別れは 淋しい(ノ_・。)です。

みなさんの コメントを見ながら、公文の教材が良いことや 通う子どもたちは 採算があうあわないっていうのは関係なく 大切でかわいい存在なんだというのを感じて 私もそうだったなぁ と思っています。

今教室を運営されている方々が 思う利益があげられて ボランティア感の少ない教室になれば 良いのに…と思います。



でも…ひとつ愚痴を書かせてください。

事務局で働いている女性社員は 産休育休で何年間も休んで復帰…休んでいる間に第2子や第3子…ということも。
なのに私の同期だった友人の指導者は[その友人も次の出産を機会に教室を引き継ぎ、辞めましたが…]3ヶ月休むのも事務局からグチグチと言われたとか。
子育てや母子の関わりを 売りにしてるのに 指導者はできなくても良いんです。もしかして できないから大切さを伝えられる くらいに思ってるんでしょうか!?

ちょうど同じ頃に事務局の局員が産前産後の産休に入り、長ーーい1年以上の育休に入ったのを近くで 見ながら なんて会社だろう…なんて事務局だろう…と思ってました。


もちろん そういう局員ばかりではないだろうし そもそも指導者は雇用されているわけではないから仕方ないんですけど 小さな子を抱え 週2回と言えども 大変な思いをしていた彼女を見ていて不憫に感じた数年間でした。



愚痴でしたm(_ _)m


今日も お天気良いです。
そちらは 桜はまだですか?
こちらはこの様子だと入学式の頃は 葉桜です。
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あきらめています (ブルーバード)
2013-03-17 19:10:12
事務局の業務をスリム化して ひとつひとつの教室のコンサルティングに力を注ぐなんて、体のいいことを言っていますが もうすでに ひとかけらの期待もしていません~ 辞めるタイミングをはかりながら 教室をしています~教室業務をしている時だけは 自分軸がぶれないように 注力しています~やるせなさいっぱいですが~わたしの学区も 新設の教室を 募集しています~なかなかやり手は 見つからないようです~見つかって開設を見届けたら、その時が辞め時なのかもしれません~どこまで ばかにされなければならないのでしょうか~KUMONはどこにむかっているのか 疑問に思いつづける 今日この頃です~ブログ応援しています!季節の変わり目 気をつけてまいりましょう!
返信する
Unknown (Unknown)
2013-03-17 11:05:23
そうなんです。
みんな、指導者であって利益を追求する事はタブーのように考えている人の集まりなんです。
バカみたいね

生徒数が全てで大教室優先の局長、局員…入会の少ない時は下を向いて事務局に入ります。
なんだかなー
引け目に思ってボランティア精神の仕事…
積極的に集めないで 生徒がいなくなったら 辞めようかなぁと思いながら ウン十年…真面目に愛情を持って生徒に向き合ってきたから なんて自画自賛!
古くて小さくて少ない教室も 目、手が届いて お勧めですよ
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