公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

おめでとうございます 

2013-02-13 | 読者からのコメント・おたより
何年か前に教室見学にいらした方から
「この度、公文教室を閉鎖して、新しく個人塾を開設しました」という
おたよりをいただきました。おめでとうございます!!

お教室内部の写真つきのはがきで
「なるほど、島形式でのお教室なのね、むむっ、このパソコンは生徒の学習用なのかな
さっそくHPを訪問してみよう」と思っています。

何度かご相談のおたよりをいただき、
ご自分なりの教室を、と考えておられた方ですが
準備期間を経て、ついに独立されたとのこと、
遠くからの声援ですけれども
「おめでとうございます、ご活躍を祈っております」

お目にかかった時も、また教室内部の写真を拝見しても
「この方なら必ず成功されるに違いない」と思っております。

それにしても、研究会のFC方針というのはもったいない、ですね。

現在の契約書は傘下に入るには不利なことが多いので
能力・気概のある人は契約をためらいますし
実力のある人たちは自立を目指していなくなってしまうという実態を
どう考えているのでしょう。

せっかく自習指導にふさわしい教材を開発しながら
それを生かし切れないというのは、本当にもったいない。

フランチャイズとは別に、
教材提供のみの教室に移行することができるなら
教材を買って教室をやっていきたいという指導者も多いでしょうに。
フランチャイズでの教室と、
公文教材も使用する個人塾という二種類の教室があれば
くもんの教材や教育理念はもっともっと世の中にいきわたるだろうと
思うのですが。
「正資格」の指導者で、教材購入以外の支援は不要という場合には
思い切ってロイヤルティを切り下げて
独自の展開ができるように、半独立を認めていけば
将来性や収入の面でもやる力のある人が集まるように思います。
その場合には男性指導者だって続々登場するでしょう。
事務局の規模は小さくなるでしょうし、
フランチャイズ教室と個人教室の両立には解決しなければならない問題も
たくさんあろうかと思います、しかし、それでも。

例えばうちの教室でも中学生指導には
大手進学塾の出している塾用テキストを使用していて
他塾から移動してきた生徒が前の教室でも使っていた、という場合があります。
けれど、何の問題もありません。
その大手進学塾では、テキスト販売でも稼いでいるわけです。




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