公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

教材作りに忙しく

2015-03-11 | 雑記
あれから4年、このところ、震災関係の番組ばかり・・・・・・
仙台に住んでいて、4号線より海側へは行かないようにしているので
被災地の様子など目にすることはありません。

「あの日は、タオがベッドに寝ていたっけ」そんなことばかり思い出します。

今日は朝から夜まで一日中、英語の宿題プリントを作っていました。
「あいキャン」という、スティックリーダーで単語や文のネイティブ発音が聞ける、
くもんのテキストと似たようなものなのですが
このテキストだけではとてものことに覚えないので
せっせとサブテキストを作っています。

一年間、四年生の男の子に試用してきたのですが
やっぱり、読めない、書けない、覚えない・・・・・・
スタッフとああでもないこうでもないと言い合いながら
ようやくお互いに納得のいくベースができました。

これから改めて480枚製作です。

くもんの頃は
「これじゃできるようにはならないじゃん」と思って事務局に改善を頼んでも
無視されていましたし
自分でサブテキストを作るなんてのは論外でしたから。
だって、それだけの手間をかけて生徒が増えたとしても
ろくに自分の稼ぎにはならないのはわかりきっていたので
そんなことに時間も手間もかけられないから。

だけど、今ならそうして作ったテキストはパソコンに入れておき
いつでも要るだけプリントして何年でも使えるから。
以前作った漢字ワークも小学生向け応用問題480枚も
ずっと活用できています。
国語も英語もテキストは買取式(一冊一か月使って700円ぐらい)なので、要るだけ買って
宿題などにはもっぱら自作プリントでってやっていると
教材費もかなりの節約になります。
人件費だけは
授業式の塾みたいな「生徒が増えただけお得」ってなわけには行きませんけれど。

そこらへんがね。
研究会って、発足の頃からのカン違いをひきずってるんじゃないかしらって思うのですよ。
先生が一人で一クラス教える塾なら
生徒が増えればごく単純に収入は増えますよね。
でも、採点要員が必要な「自習式教室」では
生徒が増えればそれだけ人件費がかかるようになるので
場合によっては指導者の手取りは減ることになりかねないのです。
そういう中で生徒増員の意欲を指導者に持たせようと思うなら
ロイヤルティを下げるしかないのですよ。

生徒保護者への研究会発行の冊子を減らすとか
増えすぎた表彰システムをやめるとか
もちろん役員報酬を減額するとか (^.^)
どうにかできないものなんでしょうかね。

今週はご近所の塾のチラシが10枚以上も新聞折り込みで入っていましたが
(なんせ、塾はたくさんあるのです)
近くにけっこうあるはずのくもん教室のチラシはゼロ。
無理もないか・・・・・・と思っています。








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