公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

椅子の張り替え

2013-11-05 | 雑記
40脚のパイプ椅子の張り替え完了しました。新品を買っても6万円ぐらいですから材料費と労力を考えたら買った方がまし、なのですけれど。

「どう?張り替えた椅子は?」と聞くと生徒がニッコリして
「うん、ふかふかしているよ」と答えます。
デニム生地と高反発のマットで張り替えた椅子はまずまずの出来栄えです。
買った時はビニール張りの椅子だったのですが、前回もデニム生地に張り替えて
再使用しています。

で、はがした生地は洗ってパッチワークのクッションカバーにして、と思案中。
とんでもない手間暇がかかるのは確かですけれど、
こういう事も私なりの≪教育≫の一環だと考えています。

公文時代から、
「教材は子どもを育てるための道具の一つに過ぎない」と言い続けてきました。
スイミングだってピアノのお稽古だって
それをすること続けることで学べることは、たんに少しばかり泳げるようになるとか
何曲かの曲が弾けるようになるということだけではない筈なのです。

先日、国語のテキストに蚊帳が出てきて、四年生のその子は「知らない」といいます。
辞書で説明を読んでもよくわからないのです。
(いまどき、蚊帳なんて現物は無理だよねぇ・・・・・・)と思っていたら
『トトロ』に蚊帳を吊るシーンあったんじゃないかしら、という話。
なるほど、ビデオレンタルしてきて確かめようっと。

編み物だの仕立て直しだのも、いずれ蚊帳と同じことになってしまうのかも、
と思いながら、
「でも、できることは少しでも子どもたちにみせておきたい」という気持ちもあって、
買えば簡単なことに労力を費やしています。


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