公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

スタッフ

2006-08-05 | くもん教室の運営
一人の指導者が何から何までやる、というわけには行きません。
生徒が五人未満ならとにかく、いえ、それでも。
いつ何時、教室見学の親子や電話やその他もろもろの、絶対に指導者が対応しなければならないこと、ということが発生するかわかりません。そういう場合に、今目の前にいる生徒の対応を任せられるスタッフは絶対に必要です。
よく事務局員は、生徒の保護者の採用を勧めますが、私は反対。
会費を払っていただく生徒保護者はどれほど親しくなってもお客様ですが、スタッフはどんなに有能でよき相談相手であろうとも、従業員です。同じ人間に対応を使い分けるのは、
私には困難です。
例外として、アシスタントとして採用した人に子どもの入会を頼まれる場合があり、その場合は可としています。

うちの教室の場合、それぞれの性格、得意なことに応じてお仕事は分業制です。
細々とした記録や確認作業などが得意な人には、教材の準備、管理など。
幼稚園の保母資格を持っている人には勿論幼児対応。
国語の教員免許を持っている人には、現在指導席主任をしてもらっていますし
採点席は大学生のバイトも含めて採点専門メンバーを。
五年以上スタッフをしてくれている人が、採点席主任です。
公文の看板を下ろしてからは、英語は日本に在住しているネイティブスピーカーに音読の確認をしてもらっています。
肝心なことは、それぞれの気のついたこと、問題点などの連絡がスムーズに行くかどうかということ。
全員が、教室の維持・発展に対して意欲を持ってくれていないと・・・・

自画自賛、といわれればそれまでですが、
「ここの教室はアルバイトの大学生まで質が高いよね」とは、他塾を経験している中学生の言。
「あったり前でしょ、私が教育してるんだから・・・・」
スタッフの養成も大切な仕事のひとつです。
おかげで・・・・私はいつ何時でも、突然の教室見学や保護者の来室に対応できますし、
急な用事で休むことになっても、教室は何の問題も無くいつもどおりの学習ができます。
近頃は、入会希望の教室見学などがあっても、指導席主任が対応してくれるので大丈夫。
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