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米オカルトサイトに掲載された未確認生物「海竜」の正体7月上旬に米国の有名オカルトサイト『パラノーマルエリート』に恐るべき怪物の画像が掲載された。
同サイトでは「いつどこで撮影されたか不明です。未確認生物、つまりUMAだという声もあれば、加工された画像じゃないかという声もある。いったい何だろう?」としている。画像に写っている人たちは、インド人などといった東南アジア系の人種と思われる。また、撮影場所は海というより、川のようにも見える。
確かに不思議な画像だ。この画像を掲載した別のサイトでは、「恐竜時代を謳歌した海竜の生き残りの可能性もある。またオーフィッシュの可能性がある」としている。
オーフィッシュとは、日本で言うところのリュウグウノツカイだ。
しかし、UMA研究家は「リュウグウノツカイは、全長こそ最大10mを超えるものもいますが、魚類なので、頭部はそれほど大きくならない。地球最大サイズのリュウグウノツカイでも、人間の頭部よりやや大きい程度です。大きさと姿からすると未知の生物と考えたくなりますが…」と指摘する。
アメリカ海洋大気庁によると、人類は海洋のわずか5%しか探索できていないという。逆にいえば、海の体積のうち95%は人類の目で見たことがない場所なわけだ。未知の生物がいても不思議ではないという理屈はよく取り沙汰される。