まだ1輪も花が咲かず…三本木の「ひまわりまつり」 実行委員会「経験したことがない」 〈宮城・大崎市〉
宮城県大崎市三本木の「ひまわりの丘」では7月23日から「ひまわりまつり」が始まりました。しかし、そのヒマワリに今年は異変が起きています。大崎市三本木にある「ひまわりの丘」です。およそ6ヘクタールの敷地に42万本のヒマワリが植えられています。
こちらは去年8月の「ひまわりまつり」の様子です。地元の農家でつくる組合が毎年種をまいて手入れをしていて、ヒマワリが丘一面を覆い尽くします。ところが…今年は生育が遅れていて、まだ1輪も花を咲かせていません。
7月23日から「ひまわりまつり」が始まっていて、実行委員会も「これほどの生育不良は経験したことがない」と話します。
ひまわりまつり実行委員会 小澤茂勝 委員長
「つぼみはこれくらいになっていますが、なかなかここから大きくなりません。(まつりの運営に携わって)30年を越えましたけど初めてです」
今年は雨の日が多く、例年より2週間ほど種をまくのが遅れました。それでも、「ひまわりまつり」が始まる7月下旬には花が咲き始める見込みでしたが、梅雨明け後の日照不足や低温が、ヒマワリの生育不良に影響したと見ています。実行委員会は8月上旬から見ごろを迎えると見込んでいます。