ついに流血 「6代目山口組VS神戸山口組」の衝突に歌舞伎町が騒然 住吉会・極東会も駆けつける大騒動に
今月15日、新宿・歌舞伎町で大騒ぎが起きた。
「6代目山口組VS神戸山口組」の代理戦争ともいえる小競り合いが勃発。
別のやくざ組織は来る、警察も駆け付ける、流血も起きると、現場は騒然となった。
“事件”の現場は歌舞伎町のど真ん中、新宿区役所近くの喫茶店A。
午後3時、この店の会議室で神戸山口組の中核である「山健組」や「宅見組」の東京組織約10団体のトップらが会合を開き、約50人が出席した。
このAの外に集まったのが、対立している6代目山口組(弘道会系)の男たち約30人。
午後4時前になり、神戸山口組は会合を終えて、約30人が近所のSというレストランに移動。
そこで6代目山口組の30人とやり合ったのだ。最初は言葉で罵り合っていたのが、つかみ合いになり、暴力沙汰に発展。
ヤクザ数人が血を流した。私服を含めて警官が約50人、パトカーなど警察車両は10台が出動。ヤジ馬を加えると200人近い人間が狭い道路にあふれた。
現場を取材したジャーナリストの鹿島一男氏が言う。
「怒号が飛び交ったため、近くの極東会も様子を見に駆け付けました。
神戸山口組の30人がSに入るや、今度は歌舞伎町を取り仕切る住吉会系団体の幹部が訪れ、
いったん騒動は収まったのですが、夕方6時ごろ、神戸山口組の面々が店から出てくると、また怒鳴り合いが始まり、やくざのクルマがクラクションをかき鳴らした。ただ、逮捕者は出ませんでした」
鹿島氏によると、6代目山口組と神戸山口組は、こうした小競り合いを全国各地で起こしている。しかも互いに相手を挑発しているそうだ。
たとえば岡山では6代目山口組系団体の会合の際、会場近くに神戸山口組がたむろし、周囲をクルマで回る示威行為をした。
「そうした火種が東京にも飛び火したのです。実は1カ月前の1月15日にも神戸山口組はAで会合を開いた。このときも6代目山口組の約30人が店の外に立ち、80人もの警官が出動。
その2週間後、渋谷にある神戸山口組幹部の事務所を6代目山口組が150人で取り囲む騒ぎも起きている。
なのに神戸山口組は前回と同じくAで会合を開催し、騒ぎに発展したのです。神戸山口組がわざと歌舞伎町に集まり、相手を挑発したのかもしれません」(鹿島一男氏)
この会合は毎月15日前後に開かれるという。3月も歌舞伎町が熱くなるのだろうか。このまま、互いに挑発を続けていたら、止まらなくなる恐れがある。
日刊ゲンダイDIGITAL 2016.02.18
今月15日、新宿・歌舞伎町で大騒ぎが起きた。
「6代目山口組VS神戸山口組」の代理戦争ともいえる小競り合いが勃発。
別のやくざ組織は来る、警察も駆け付ける、流血も起きると、現場は騒然となった。
“事件”の現場は歌舞伎町のど真ん中、新宿区役所近くの喫茶店A。
午後3時、この店の会議室で神戸山口組の中核である「山健組」や「宅見組」の東京組織約10団体のトップらが会合を開き、約50人が出席した。
このAの外に集まったのが、対立している6代目山口組(弘道会系)の男たち約30人。
午後4時前になり、神戸山口組は会合を終えて、約30人が近所のSというレストランに移動。
そこで6代目山口組の30人とやり合ったのだ。最初は言葉で罵り合っていたのが、つかみ合いになり、暴力沙汰に発展。
ヤクザ数人が血を流した。私服を含めて警官が約50人、パトカーなど警察車両は10台が出動。ヤジ馬を加えると200人近い人間が狭い道路にあふれた。
現場を取材したジャーナリストの鹿島一男氏が言う。
「怒号が飛び交ったため、近くの極東会も様子を見に駆け付けました。
神戸山口組の30人がSに入るや、今度は歌舞伎町を取り仕切る住吉会系団体の幹部が訪れ、
いったん騒動は収まったのですが、夕方6時ごろ、神戸山口組の面々が店から出てくると、また怒鳴り合いが始まり、やくざのクルマがクラクションをかき鳴らした。ただ、逮捕者は出ませんでした」
鹿島氏によると、6代目山口組と神戸山口組は、こうした小競り合いを全国各地で起こしている。しかも互いに相手を挑発しているそうだ。
たとえば岡山では6代目山口組系団体の会合の際、会場近くに神戸山口組がたむろし、周囲をクルマで回る示威行為をした。
「そうした火種が東京にも飛び火したのです。実は1カ月前の1月15日にも神戸山口組はAで会合を開いた。このときも6代目山口組の約30人が店の外に立ち、80人もの警官が出動。
その2週間後、渋谷にある神戸山口組幹部の事務所を6代目山口組が150人で取り囲む騒ぎも起きている。
なのに神戸山口組は前回と同じくAで会合を開催し、騒ぎに発展したのです。神戸山口組がわざと歌舞伎町に集まり、相手を挑発したのかもしれません」(鹿島一男氏)
この会合は毎月15日前後に開かれるという。3月も歌舞伎町が熱くなるのだろうか。このまま、互いに挑発を続けていたら、止まらなくなる恐れがある。
日刊ゲンダイDIGITAL 2016.02.18
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