今日は10年ほど前に起こった
不思議な話をします。
ある夜更け、私は
ピンポーン!
という玄関のチャイムの音に起こされました。
え?こんな時間に誰か来た?
でも体は動けません。
するともう一度
ピンポーン、その当時のチャイムは
1度押すと3回なるシステムだったので
夜更けのシーンと静まり返った室内に
ピンポーン、ピンポーン、ピンポーンと
不気味に鳴り響いていきました。
子どもたちは起きなかったのですが
私は声を発するのも恐ろしく
隣に寝ていた主人に声をかけたのか
かけなかったのかも覚えていません。
チャイムが鳴り終わった後は
シーンとして
何事もなかったように
静寂が広がっているだけです。
ドアノブをガチャガチャされたらどうしよう?
と思いましたが
何事もなく、時間は過ぎて行きます。
私はそろそろと起きだして
階段を降りようとすると
父は一足先に暗闇の中を降りている最中でした。
やっぱり、空耳ではなかったんだ
除き穴から見たら、誰もいません。
門の取っ手もかかったままでした。
主人は2回の寝室の窓から外をあけてみました。
もちろん誰もいません。
結局誰だったのかわかりませんでした。
そんなことが2~3回ありました。
3回目頃になると怖いけれど慣れてしまい、
「あーまたか」で終わってしまいました。
それにしても、あれはなんだったのでしょうね~
答えとしては
- なくなったお母さんが帰ってきた。
- 何某かの霊が来た
- 福の神様が入ってきた
- 人間のいたずら
- チャイムの不具合
お母さんだったらいちいちピンポンは鳴らさないだろう
霊だとしたら?キャー!!。
だったらどうすればいいの?
福の神様だったら、大歓迎!
でも、福の神様は、夜更けにくるかなあ
あ、笠地蔵は夜更けに来たね。
人間だったら?
もっと怖いかも~
だって、夜更けにピンポンダッシュをするなんて
変な奴にきまっている。しかも悪意もありそう
押し入られたらどうしよう?
それに私の家は、公道から私道に入り、奥にあるのです。
しかも通り抜けができないので
逃げにくいところにあります。
わざわざいたずらで、奥の家に来るかしら?
ということは、この家を狙ってきた?怖い!
でもピンポンを押すには門を開けなくてはなりません。
ピンポンの後には、
門を閉めるカチャという小さな音は聞こえませんでしたし
走り去る足音も聞こえませんでした。
やっぱり人間の仕業ではない?
では、チャイムの機械の不具合だったのでしょうか?
でも不具合で起こるのなら、何故夜更けにだけに起こるのでしょうか。
世の中には本当に不思議なことが起こるものです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
おまけ
河川敷のアシ(?)穂ができていました。
本日も極暑でしたが、秋の気配が感じられました。