はじめのい~っぽ 60'S

今日生きてるのは奇跡!
鬼籍入りまでの軌跡!

「心屋仁之助」氏著 「がんばらない成長論」

2017年01月11日 | 本・絵本・雑誌
(スマホでご覧になるのをおすすめします。PCでは画像が大きくなり過ぎで読みにくいことが分かりました)
久しぶりに心屋仁之助さんの本を読みました。

2時間もあれば読み切ってしまえる本ですが大分時間がかかってしまいました。
読む場所は食卓か、お布団か、車の中ですが、どちらで読んでいてもすぐに眠くなってしまった私です。

この本は5章からなっています
1章 「成長しようとしない」ことから始めよう
2章 「あんな風になりたい」なんて思わなくていい
3章 「今の自分のまま、「好きなことだけ」すればいい
4章  何事も「そうなんだ~」でいい
5章  だから、がんばらなくても大丈夫

私がいいな~と思ったのは3章です

ついつい「独楽まわし」を自分でやっちゃう私は「こういうとこアルアル」と思い、それはどういうことに繋がらるのか分かりました。


それから、私は割合「正義感」が強く、その価値観で自分を守ってきた面もあるのですが、それも「こういう意味」があったんですね
本文真ん中あたりの「心の中に正義の味方が・・・」からお読むください。

「正義」とは怒りを呼び起こす「起爆剤」でもあったんだ~

「ひとりコント」とはよく言ったものだと思いました。「あっはっは」です。

心屋さんのこの本の締めは


この本は心の持ちようがちょっとユルクなり気分が良いです。
いろんなものに会って、取り入れて、ポイ捨てしても全然心が痛まないのは「今までの学び」が生きているのかも・・・です。

《オヤジの学び革命》を読みました

2016年12月06日 | 本・絵本・雑誌


マンガ/小出真朱  原案協力/宝槻泰伸(ホウツキ)
ホウツキさんのHP⇒http://tanqgakusha.jp/(探究学舎)

読みました。漫画でしたのでわかりやすくて・そして・とても面白かったです
画面ですが大きくなったり、小さくなったり
全然おもうようになりません(悲しい)


お話は、三人のお子さんが結果的に全員不登校になったあと
「お家での、学び」を積極的にやってみようじゃないかと、
その為に仕事を辞めたお父さんが
学ぶことの基本を、座学ではなしに体験を中心に、
考える力を徹底的に楽しく、手さぐりしながら明確な目標を持って実践をされたサクセス・ストリー

かといって、階段をどんどん駆け上がるように三人のお子さんが京都大学に受かったってことではないんですよ。
自分の子供だけでなく、いろんな専門家、あらゆる機会をとらえ、楽しくダイナミックに巻き込んで生活を作っていらっしゃいます。

読み進めていった先、今彼らがどんな生活をされているのか・・・まで書かれていたのは安心できました。

こんなスーパー・お父さんは日本にこの方お1人だけでしょう
このお父さんのような高い能力・豊かな思考力があれば
学校に行けない・行かないことにクヨクヨなんてする必要がない

注)ここから3枚は画像が大きくなってます(ごめんんなさい。全画面は下のところで調節してみてくださいね)

むしろ「行かない」なら、我が家でできることをやってみようと主体的な選択をしていらっしゃる。

多くの親御さんやお子さんは、迷いもなく不登校で暮らしているわけではありませんよね(ご承知のとおりです)
家の中で一人ぽっちで暮らしているお子さんはどんなにかさみしく・辛いことでしょう
親御さんもを気を揉みながら、迷い・泣き・放任したい気分に、時に襲われていることではないでしょうか
子供の気分に期待をし、裏切られ、落胆し、すがれる場所を求めていらっしゃる方も多いことだと思います。

特に母親は自分を責め、子供を責めていないでしょうか
父親は子供の面倒に巻き込まれたくなくて、家庭から逃げていないでしょうか
家族がそれぞれ、お互いを責めて暮らしていないでしょうか


安心して子供には健やかに育ってほしい
賢い子どもに育ってほしい
身体を使い・心を養って成長してほしい
これって、親でなくても感じている当たり前の気持ちですよね

それが出来るのは「学校」でありながら、機能は十分ではない
機能不全といったら叱られるかな
頑張っていらっしゃる先生方に申し訳ないですね


でもね、子供とすごす時間が教師は少なすぎるのではないですか?
もっと寄り添って、「願いや希望を具体化しよう」と語りかけたいのではないですか?
そんな時間持ててますか?

子供時代の今しかない時間。
自信もって生きていける環境
大切にしてあげたいと思いました

先ほどホウツキさんと連絡がとれまして、ブログに本の内容(写真も)を載せているのを快諾頂きました。あ~~よかったぁ

2016.7.15 糖質制限・減塩の食事 15日目

2016年07月15日 | 本・絵本・雑誌

 変わり映えしないけれど、今朝のメニュー(記録用)

↓ご飯=写っていませんでした(茶わんに半分位)

⇒納豆ごはん。ちょっとしか食べられません。ホントは満足いくほど食べたいわ。むり~~な話だと分かっております。テヘッ

↓納豆(卵入り)

↓お味噌汁=豆腐・ダイコン・アゲ。今朝は昨日よりもう少し薄めにつくれました。美味しかったです。

↓ブリ焼き物(うす塩)

↓野菜炒め

↓野菜サラダ(レタス・セロリ)

↓ニラの酢みそあえ(ニラ・酢みそ・ゴマ・海苔)。酢を気持多めに入れています。

↓鶏肉の蒸し物(市販品)

これからは血圧や体重なども記録していこうと思っています。

夫の皮膚、お薬が効いて効いているのか?食事の見直しからなのか?

皮膚の盛り上がった痒い痒いが平坦な肌(元の肌)になってきました。

でも体に赤い地図のよう広がっているのはまだあります。痒みもまだまだ。

しつこいわ~

早くよくなれ~

最近はお風呂から上がる際にかけ湯しています。「ツムラ薬の湯」を洗面器1杯のお湯に10cc(キャップ半分)を入れます。

「空とも」のH姐さんから誕生日祝いで頂いたもの。

姐さんありがとう。お気づかい嬉しいです

 

 


本の紹介 「自分で考える集団的自衛権」

2014年12月11日 | 本・絵本・雑誌

先日も読書紹介をしましたが、今日も彼の読書感想をブログで紹介いたします政治の言葉は漢字が多くて、なおかつ分かりにくい。まぁお読みください

      著者 柳澤協二:出版 青灯社

 

40年ものあいだ防衛官僚だった著者の問題提起ですから、いかにもずっしりと重たいものがあります。 

安倍首相は、「同盟というのは、もともと血の同盟なのである。アメリカの青年が血を流すのなら、日本もアメリカのために血を流さなければいけない」と言う。

そして、若い人のなかには「自衛隊員は、そのために給料をもらっているのでしょう」と言う人がいる。

しかし、自らは血を流すつもりがないし、そのような立場にもいない人が、他人の流す血について軽々しくしゃべるのには同意できない。

それは、人として大切なことを見失った議論ではないだろうか。


 

自分の息子が自衛隊にいて、「尖閣を守れ」「上陸作戦に行け」と言われたとき、あなたは親として大喜びで万歳三唱で息子を戦地へ送れますか。 

一人の人間としての当然の苦悩もなしに「血の同盟」などという言葉を軽々しく使うのは、本当に許せないことだと思う。


 橋下徹・大阪市長は、従軍慰安婦の問題について、そのようなものはあって当然だと発言した。では、「橋下さんには6人も子どもがいるのですから、お嬢さんを出しますか?」と問いかけたい。


 わたしにも娘が二人いますけれど絶対に嫌です。あんなひどいことを許すなんていう発想の人は、人間として、まともではないと私は思います。政治家として失格という前の問題です。

 安倍首相も橋下市長も、著者の問いかけにまともに答えるべきだと私は考えます。

 ポピュリズムの特徴は、理屈や論理ではなく、国民の耳に一番心地よいキーワードを語ること。

安倍首相も、小泉元首相と同じくワンフレーズに近い手法ですすめている。

今の集団的自衛権の議論について、外務官僚の多くは賛成しているが、防衛省のなかでは必ずしももろ手を挙げての賛成ではない。

かりに犠牲が出たら、責任を負うのは防衛省ということになるから・・・。

 日本は「二流国」でいいのだ。人を殺さない、殺されない国でいい。強気一辺倒では、かえって相手を強硬にし、しなくてもよい戦争の危機を招くことになりかねない。

 自分は一流でなくてもいいのだと考えれば、やたら尖らずに、妥協するところは妥協し、もっと自由に、自分らしい生き方を追求することもができる。

 安倍首相は、集団的自衛権を容認しても「他国の戦争に巻き込まれるというのは誤解です」と言うけれど、巻き込まれるどころか、初めから意を決して日本がアメリカの戦争に参加することになる。

 

集団的自衛権というのは、日本を「自衛」するものではなく、アメリカと一緒になって海外へ戦争しに出かけていくこと。

日本だって、いつ戦場になるか分からないのです。実質的な憲法改正でもあります。

 著者の体験に裏付けられた話は、何回聞いても、とても論理的で、かつ説得的です。

毎回、うんうんと深くうなずきながら聞いています。そんな話を聞いているように、すっと胸に落ちてくる本です。ぜひ、ご一読ください。
(2013年10月刊。1400円+税)      

 


本の紹介 「タックスヘイブンに迫る」

2014年11月20日 | 本・絵本・雑誌

私が毎日訪れているブログより、「旬」の本を紹介させて頂きます。(なお、この読書感想を毎日ブログにUPされている方の許可を得て全文転載いたします)

「タックスヘイブンに迫る」      著者:合田 寛  出版:新日本出版社

注⇒タックスヘイブンは「租税避難地」といわれている。所得税や、法人税、利子、配当などに課せられる税金などの負担がまったくないか、あるいは他の国に比べて非常に安い国や地域を指します。

 私もときどき利用しているアマゾンが、なんと日本では納税していないとのこと。許せません。これも、タックスヘイブンのせいです。

アマゾンは日本での売上げは78億ドルで、アマゾンの世界売上総額の13%を占めている。アマゾンに注文すると、日本国内ですべてがまかなわれているのに、アメリカ・シアトルにあるアマゾンの販売会社の扱いになっている。

納得できるものではない。本当に、ひどい話です。

年間売上げ17兆円、毎年3兆円もの利益を上げているアップル社は、まったく納税していない。
いやですよね、こんな不公平。許せません。


日本の国税局がアマゾンに140億円の追徴課税したところ、アマゾンが不服申立して、日米政府が協議のうえ、日本はアマゾンに140億円を返しただけでなく6億円を加算して支払った。
なんたることでしょう。ひどいものです。プンプン、許せません。


日本の大企業はタックスヘイブンへの直接投資をますます増やし続けている。

日本の対外投資残高の1位はアメリカ(127兆円)、2位は、なんとタックスヘイブンで悪名高きケイマン、55兆円。これは10年前の3倍。いやはや、これでは私たちの暮らしが良くなるはずもありません。

トヨタは、史上最高の利益を上げていますが、ほとんど税金を払っておらず、消費税にしても、逆にもらっているというのです。世の中、本当に間違っています。プンプンプン。


日本のトップ企業45社がタックスヘイブンに持っている子会社は354社、その資本金額の合計は8兆円を越す。誰だって、税金は払いたくないものです。

しかし、超大企業が負担していないのは絶対に許せません。だって、儲けに儲かっているのですから・・・。


赤字の企業が税金を支払っていないというのではありません。もうかっているのに税金を払っていないのです。

そして、そのもうけの一部を政治献金して、労働法制の自由化(規制緩和)をすすめているのです。つまり、労働者の使い捨てです。ひどい話です。


 イギリスではスターバックス社がもうけているのに、14年間も税金を支払っていなかった。
 これが明るみに出て、客からのボイコット運動が起きないように、スターバックス社は26億円をイギリス政府に支払った。


 では、日本ではスターバックス社は税金を支払っているのでしょうか・・・。日本のマスコミは、こんなことこそ報道すべきではありませんか?


 タックスヘイブンという、この巨大なまやかしに知恵をつけ、手を貸しているのは、ビッグ4と呼ばれる世界の巨大会計事務所。彼ら専門家こそが、税金逃れのテクニックを供給している。

そして、巨大銀行も同罪。金持ちはますます金持ちになるという仕組みが出来あがっているというわけです。 

悪知恵が栄えて貧乏人が苦しむ。こんなことを許してはいけません。怒りに燃えてきました。腹の立つ本ですが、目をそらすわけにはいきません。
(2014年9月刊。1700円+税)

******************** 

前年赤字決算でした。でもかき集めて消費税を納付しました。

こんな時、私のお金も当然にアテにされます。いくら役員が・・・・とか名称がついても、それとこれとは違います。中小零細企業は借金するより、先ず家族中からかき集めます。

だから潤って笑いの止まらない会社が、税金を払えるのに払わない。それを法律が許している。このアンバランスに怒っているのです。