特になし！

＜これまでの人生で最大の挫折＞は何ですか？

そんなアンケートに、あなたならば、何と答えますでしょうか。

私なら・・・


12月12日の朝日新聞朝刊。

「小選挙区の候補者に聞く」というコーナーで、衆議院の候補者がその問いに答えています

で、こともあろうか、

「特になし」

なんて答えている候補者がいらっしゃいます。

なんとまぁ、いくらなんでもそれは・・・。


政治家というか、リーダーというか、要するに指導者というのは、ある意味、言葉を売る商売ですよね。

言葉で人を説得する。

どうせ騙すのであれば、優しい嘘をついて欲しいですよね。


「衆議院で落選したこと」

なんて方もいらっしゃいます。

というか、政治家を志しているだけあってか、選挙がらみの挫折が多いようですが、これも的外れな回答だと思います。


誰に投票しようかな、そう考えた時に、例えば血縁であるとか、同郷であるとか、そういう繋がりがあればいいのでしょうけれども、ね。

むろん、政策（マニフェスト？）も大切なのかもしれませんが、例えばTPPの参加賛成・反対なんかの問題で、自分の利害だけを基準にするのは何だかねぇ、って感じです。

介護職の給与アップ？

私は反対です。

むろん、自分の給料が増えたら、それは、とてもとても嬉しいですけれども。


「政治の道を志して以来、毎日自省と自戒を繰り返している。その中で小さな挫折を日々味わっている。」

共感できませんか？

この人になら投票したい、少なくとも私は、そう思わせる何かを感じましたが、選挙区が違います・・・。

ちなみに、「特になし」の方も、「衆議院で落選したこと」の方も、「政治の道を・・・」の方も、同じ党の立候補者です。

とどのつまり、私が言いたかったことは、そういうことなのでした（笑）


私なら・・・

特になし！