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「笑う親鸞 楽しい念仏、歌う説教」

2012年07月05日 | 読書
結局何も手につかず、寝ることもできず、だらだらと本を読んだりしています。

今宵の夜勤、無事に終わりますように!


「笑う親鸞 楽しい念仏、歌う説教」

著者=伊藤乾


実はまだ読み始めたばかりですが、うん、そうだよな、そうですよね、深く納得しながら読み進めています。

とてもいい本だと思います。


最近、久しぶりに「ジッポウ」の中の津村陽さんのインタビューを読んでいて、次のような一文にぶつかりました。

親鸞は地位も役職にも無縁でしたが、京都ではすごく尊敬されていたらしいですね。肖像画の絵師なども、かなり位の高い法橋という称号を持つ僧だったそうですが、親鸞の前にいったら鳥肌が立ったと伝えられています。

これはこれで、まぁ、疑いようがないというか、ほぼ事実に近かったでのでしょう。

でも、という思いが、強く、強く私にはあります。

その根拠を、私は稲田という場所で実感しました。


親鸞は間違いなく「人たらし」だったはずです。

だから、厳かな雰囲気と、素敵な笑顔が両方備わっていたことと思います。

だって、そういう資質、大きな器こそが、多くの人を虜にするわけじゃないですか。

親鸞は、それこそ地位や役職に無縁だったから、なおさらそうだったはずです。


とどのつまり、特に親鸞の考え方というのは、宗教というよりも、哲学に近いですよね。

もともと仏教というのは、多分にそういうところを含んでいますが、特に親鸞はそうだと思います。

むろん、「浄土真宗」となると、これはもう完全に別な話ですが。


私もね、歌う説教、体験してみたいです(笑)

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