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「赤めだか」

2011年06月29日 | 読書
「赤めだか」著者=立川談春

面白い。

結局、一晩寝ずに読み通してしまいました。

ま、今日は夜勤だから、その方が都合がいい。


読みやすい。

さすが言葉を操るプロだと思いました。

落語に興味がない人でも、充分に楽しめる本です。



「安原製作所回顧録」や「ぼくは猟師になった」と同じような読後感がありました。

職業作家ではない方の、渾身の一冊。

例えば、野口健さんの「100万回のコンチクショー」もそうですが、中学生や高校生など、特に若い方に読んで欲しい。


立川談々改メ三代目朝寝坊のらく。真打になることなく、廃業の後、死去されています。

立川関西改メ立川談坊。真打になり、六代目立川文都に改メ。2009年胃癌のため死去。享年49歳。

これは、この本には書いてないこと(Wikipediaによる)です。


若かりし頃の自分を思い出します。師匠は恐かったんだよ。

<昭和の日々>を思い出します。やっぱり師匠は恐かった。

問題は今ですが、やっぱり師匠は恐いです。そういうもんだと思います。

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