ごめり語。

ごめり・りんご・「   」

中村とうようさんの訃報に接して

2011年07月28日 | 日記
「色川武大・阿佐田哲也の特集」という本があります。

私がとても大切にしている本です。

例えば、立川談志師匠が、こんなメッセージを寄せています。

ウチの兄さん(色川武大のこと)はあの通り「生きる」という事のギリギリの場にいた。それは最後までそうだったと思う。

この本は、そんな99人の友人たちによる、別れのメッセージ集です。


この本の編集委員は、大滝譲司、中村とうよう、和田誠、矢崎泰久の各氏です。

中村とうようさんの訃報に接して、先ずは、この本のことが頭に浮かびました。

私はたまに「ミュージック・マガジン」や「レコード・コレクターズ」を買いました。

でも、とうようさんの文章って、ほとんど記憶に残っていません。すみません。

なので、知りもしないのに記事にするのもどうかと思いますが、やはり基本的には同類というか、そんな感じもするし、だからこそ、その死因についてどうにも残念に思いました。

音楽や文学に淫した者の報いのひとつなのかな、という気がしないでもなかったです。

私はいつまでも音を楽しんでいたい。

ご冥福をお祈りします。

コメント    この記事についてブログを書く
« クラッシュと文七元結 | トップ | 笑いの必要 怒りの必要 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事