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クラッシュと文七元結

2011年07月28日 | 映画
どこかのお店で、BGMで流れていた曲に耳を奪われたんです。

聴いたことのある曲だけど、何だろう・・・。

なんとなんと、ザ・クラッシュの「ロック・ザ・カスバ」でした。

すぐにわかりそうなものですが、どうしてわからなかったのかというと、女性がボサノヴァ風に歌っていたからです。

方や、パンクロック。

方や、ボサノヴァ。

実に対照的。

でも、不思議と、違和感はありませんでした。

むしろ、いい曲だな、いい演奏だな、と思いました。

どこかのコピーバンドが演奏する「ロック・ザ・カスバ」より、よほどパンクなのではないか、とも思いました。

ダダとか、パンクとか、ロックとか、そういうのは、形式じゃなく、何かをクラッシュ(壊す)精神なのかもしれない。

ウィキペディア検索してみると、この曲ってどうも、政治的な利用のされ方をされたりとか、まぁいろいろとあったんですね。

皮肉と言うか何と言うか、天国のジョー・ストラマーはきっと、この曲がそんな使われ方をするんだったらむしろ、ボサノヴァ風の方がマシだと思っているんじゃないかな。



入船亭扇橋の「文七元結」を聴きました。

図書館でDVDを借りてきたんです。

「文七元結」って、噺家によってかなり解釈が違うようです。

きっと、聴く側の解釈もまた、それぞれ違うんでしょうね。

例えば、関東では人情話なのに、関西では滑稽話、みたいな。

ここいらへんもまた、落語の面白いところんなんだと思います。

映画や小説の中でしか描けないような世界はまた、落語の世界でもあるんですね。



「クラッシュ」という映画を観ました。

完全な悪人なんていないし、完全な善人もいない、という映画でした。

天使か悪魔か。

「水戸黄門」のような勧善懲悪の世界も、「クラッシュ」のような世界も、単に好みの問題だという気もするし、逆に、なんだか哲学的で難しい問題だという気もします。



さっき、RYOちゃんから電話がありました。

「柳家小三治・入船亭扇橋二人会」合流してくれるそうです。

嬉しいなぁ。

そうそう。

「第72回所沢寄席 柳家小三治 独演会」のチケットを取りました!

嬉しいなぁ(笑)

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