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ウランバートルの近代化

2007年12月17日 | モンゴル
こういうテーマなら、司馬遼太郎や開高健より、私の方が有利ですね。
なにせ私はまだ生きているのですから。
故人と比較するなんて、自慢できることではありませんが。

ついにモンゴルも、個人や企業が土地を所有する時代になりました。

しかし、そもそも、土地を所有するとはどういうことなのでしょう。
動物がなわばりを主張するのと、どう違うのでしょう。
例えば蟻んこは、勝手にどんどん家の中に進入してきます。
けれどもやはり彼らも、自分のねぐらに帰って休みます。

司馬遼太郎は、農耕民族と遊牧民族の対立を描きたかった作家ですね。
そして、晩年の開高健は、チンギス・ハーンを追いかけた作家でした。

モンゴルの近代化は、遊牧民族やハーンの時代の終焉を意味するだけでなく、
人類の時代そのものの終わりを暗示しているようにも思えます。

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