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福津市のごみ収集はおかしくない?

原崎市長の不実(その3) (No.131)

 今回は福津市議会における原崎市長答弁内容について述べることにします。
 福津市議会においては「ごみの地域分別収集」に関する議員質問は、平成30年9月、平成31年3月と9月、令和元年9月、令和3年12月の5回ありました。そのなかで、平成30年9月、令和元年9月、令和3年12月の重要な市長答弁内容を下記に示します。いずれも福津市図書館に保管されている福津市議会議事録より、市長答弁をそのまま記述しておりますので、文章としてはちょっと変ですが、ご了解ください。
1.平成30年9月市議会
●市といたしましては、広報配布、そして資源ごみ回収などの市民サービスが、自治会加入、未加入を問わず提供でき、さらに自治会の負担も軽減できるような手段を考える時期にきているのではないかと、そのような認識でございます。
●ごみ(分別)収集が本当に高齢者の皆さまには、特に行き渡る、そういうことを考えねばならない時期だと思っています。
2.令和元年9月市議会
●このごみ(分別)収集は法律でもうったってありますように、自治体の責務なんです。これはその他広報誌の配布といろいろございますけれども、ごみの(分別)収集は本当に自治体の責務で行わなければいけないんです。自治会の未加入者・加入者にかかわらずでございます。
今後、本当に担当者とも相談をいたしまして、この課題解決のためにそういう話し合いの場を設定し、そこに場合によっては私も参加させていただいて・・・。
3.令和3年12月市議会
●市民の皆さま、皆さんは(地域分別収集会場及び公設分別ステーション)いずれの会場でも、資源ごみを出すことができますと(「広報ふくつ」に)掲載しておりました。地域分別収集会場は、自治会が主体的に運営してますことから自治会に未加入の方は、地域分別収集会場に資源ごみを出すことができないことが生じています。つきましては市としては自治会に対してリサイクル推進のためにも、自治会に未加入の方の受入れについて、継続的に協力を依頼する方針です。
●(令和元年12月市議会の「総ての市民がごみを出せるようにすることを保証するのが、責任である」との市長発言から、その後2年間の取り組みについての質問に対する市長答弁は次の通りです。)
    自治会長そういう方のほうですね、自治会未加入の方にも、地域分別収集会場にですね、出せるように、直接お願いに行ったことはないわけでございます。これを反省しております。
●ごみの回収、並びに処理っていうのは、ちょっと広報誌の配布とかでは、全然レベルが違いますね。それは市の責務でございます。なので、これが自治会に加入しておられなくても、出せるような状態というのはですね、市が担保しなきゃいけないことで・・・。
結論
 原崎市長は法律を正しく理解し常に市議会でも「分別収集は市の責務です。」「自治会未加入者が地域分別収集会場でも資源ごみを出せる状態にすることを、市が担保しなければいけない。」と発言しておきながら、4年以上も問題解決ができないということは、市行政のトップとしての責任感の無さ、実行力の無さ、行政統治能力の無さを如実に明らかにしました。福津市役所のトップとして、原崎市長の力量には疑問をもたざるを得ません。

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