原崎市長が前回(2021年1月)の市長選挙で掲げていた選挙公約は「真価の二期目へ 10の約束」の選挙運動用ビラにあります。6.教育環境整備ついて選挙公約では、次のように述べています。
『福間小・福間南小の超過密状態解消に向けて、当該小学校の児童が児童数の少ない小学校に通えるようにするなど、教育環境の改善に早急に取り組みます。その上で手光地区に、公共施設も活用した、防災の拠点ともなる小学校の設立を目指します。』
また、選挙演説やSNSでも、『「学校新設場所として地盤が固くて、土台が安定している」「小高い丘にあり防災拠点になる」「3年あれば完成できる、建設費の膨張の可能性が少ない(約45億円)」など利点が多い手光わかたけ案』を市民に公約しました。
ところが、市長に当選した年の2021年12月には、文科省の小学校設備整備指針を無視して、手光今川水系の洪水浸水想定区域で、且つ禊池(ため池)崩壊による洪水浸水区域、及び西山活断層の地震と津波の危険性が高い宮司地区(2~3区)に小学校1校を、また中学校1校を四角に新設することに教育委員会と合意しました。原崎市長は、この不合理な学校新設地の変更理由を明らかにしていません。
この行為は原崎ともひと氏に投票した11,648人の市民に対する裏切り行為以外のなにものでもありません。原崎市長は選挙公約を守る誠実な人ではありません。