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福津市のごみ収集はおかしくない?

【学校問題】令和6年福津市教育委員会第2回臨時会の記録 (No.228)

 2024年7月10日(水曜日)午前10:00~11:00,福津市役所別館1階ホールABで、福津市教育委員会(以下教育委員会と略します。)の臨時会が開催されることを聞き、傍聴に行きました。
 去る6月14日に新設小学校(宮司2/3区)の周辺地域にお住まいの11名の方が請願書「多段階浸水想定の実施と学識経験者を交えた検討等を求める」を教育委員会に提出し、6月27日の教育委員会定例会で、「直接、請願者の意見を伺う」ことが決まったものです。
 臨時会の出席者は、請願者3人、傍聴者約30人、市議会議員5人、教育委員(青木一乗、農崎隆子、村井弥生、田中一郎 計4人)石津教育部長、吉崎教育総務課長、教育部3人 報道関係者5人でした。
 最初に請願者の意見陳述がありました。
住民A:私は地点⑨の居住者です。私が新設小学校について、初めて知ったのは、チラシを配布している市民からでした。地点⑨は60世帯百数十名が住み、老人や子供たちも住んでいます。地点⑨は新設小学校の校地に盛土をすると、シュミレーションでは1mの浸水が発生するような場所です。自治体が、このようなことをするなんて信じられませんでした。住民を守ってくれると信じていた自治体は幻想でした。私は、教育行政を担っている教育委員に直接現状を訴えると共に、質問をしたくて請願いたしました。
 教育委員が小学校周辺に住む住民が被害を受けてもいいと考えられる理由はなんでしょうか。小学校の新設が必要なことは、理解いたします。学識経験者が新設小学校の校地は、ここしかないと判断されるのであれば、納得します。しかし、学識経験者の判断もなく、盛土によって浸水被害を受けることは、受け入れることはできません。(写真を掲げて)先日の95mm/3h の雨でも自宅前の用水路は溢れそうになっていました。
 文科省の「水害リスクを踏まえた学校施設の水害対策の推進のための手引」には、多段階浸水想定を設定することが重要と書かれています。是非、小学校を守るためにも多段階浸水想定をやって戴きたい。
 教育委員は、住民説明会には、一度も出席していませんが、出席して欲しかった。(被害を受けるであろう)私の顔を思い出して欲しかった。
住民B:小学校教育では「共感」が大切ではないか。「共感」があれば、人への思いやりができる。教育委員は小学校周辺の住民への思いやりを、何故しないのだろうか。
住民C:小学校を新設することに反対しません。最低限、学識経験者による判断が欲しい。
 以上で請願者の持ち時間(10分間)は時間切れで、意見陳述は終了しました。
 教育委員会は、青木教育長代理の司会で、請願事項1~7について事務局の意見を聞き、教育委員どうしの議論らしい議論もなく、総ての請願事項の実施を否決しました。
 臨時会の終了後、ふがいない教育委員に対して傍聴していた住民から抗議の声が多数あがりました。
【コメント】
 教育委員は本来の教育行政の執行権者としての仕事をしていません。只々事務局の承認機関に成り下がっています。常勤の教育長が不在で、非常勤の教育委員ばかりで状況が分からないと言い訳するのでしょうか。事務局の顔色ばかりを窺うような教育委員は百害あって一利なしです。このような教育委員は要りません。
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