現在、原崎市長と福津市教育委員会が推し進めている、宮司2~3区への小学校新設事業は、市民にとっては不可解な点が多すぎます。
例えば、学校用地として相応しいとしていた「中央公民館敷地(わかたけ広場)」や「手光の田園地帯」でなく、何故福津市で最も自然災害の危険性が想定される「宮司地区(2~3区)」に小学校を新設するのか?
福津市教育委員会は福津小学校の児童・生徒数を令和9年度に1591人と推計しているにも拘わらず、令和10年度に1874人になるとの虚偽の数値を公表しました。この虚偽の数値を持って、福間小学校の過密対策として「宮司地区(2~3区)」に小学校を令和9年度に開校することを決定し、また令和8年度に児童・生徒数1740人に対応できる教育施設を、福間小学校に整備しています。「宮司地区(2~3区」の小学校新設は本当に必要なのでしょうか?
福津市教育委員会は「宮司2~3区」の新設小学校の建設事業費が、令和5年3月に45億円と広報ふくつに公表していましたが、1年後の令和6年3月時点で79億円に膨れ上がっています。何故このように膨れ上がったのか?、またこれ以上の増額はないのか?等、福津市教育委員会は、市民に丁寧に説明する必要があります。
そこで、市民対象の説明会開催を要求して、次頁の請願書を福津市教育委員会に提出いたしました。
福津市議会が行政の執行機関の行為を監視する機能を果たしていれば、このような「市民説明会」の開催は必要ありません。福津市民にとっては、非常に残念な事態に遭遇しています。