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福津市のごみ収集はおかしくない?

【学校問題】令和6年9月福津市議会定例会の傍聴記(その1) (No.239)

  2024年9月19日(木曜日)は、9月市議会の最終日でした。宮司2~3区新設小学校建設予定地の盛土工事の決算認可等について、市議会で裁決があると聞き、どの議員が賛成し、また反対するか確認するために、市議会の傍聴に出かけました。また、市議会の最終盤に、岩下豊議員から、原崎市長の違法行為について百条委員会の設置の緊急動議が発議されましたので、この討議内容と結果について、後日ご報告いたします。市議会議員は公人のため、実名を記載し、敬称は省略させていただきます。

1.令和5年度新設小学校建設予定地の第1工区盛土工事の決算を認可することについて
中村清隆:令和5年度福津市一般会計決算の認可について決算審査特別委員会の審査結果を報告した。
戸田進一:国民健康保険事業の決算の認可等と新設校の盛土工事を一括審議し、分析評価が不十分である。特に宮司区の新設校は、安全であるべき学校の安全性の評価・確認を十分にせず、周辺の地域住民への悪影響に配慮しないままの建設推進は認めるわけにはいかない。反対する。
福井崇郎:(一般会計決算書を見ると)財政健全化がすすんでいるため、賛成する。
佐伯美保:教育委員会が、公平な教育環境を整備していくための適正規模・適正配備計画を作ってないないので、小学校校舎整備事業は公平さを欠いている。新設小学校の建設地域は、高潮・ため池・洪水の浸水想定区域であり、学識経験者を入れて安全に建てるべきであるが、検討委員会も創らず進めている。またこの盛土工事により、周辺地域の一部では、浸水被害が推定されている。周辺の住民にだけ犠牲を強いるような事業は行ってはならないため、反対する。
裁決結果:反対4名(戸田進一、佐伯美保、山本祐平、岩下豊)のみで、その他13名の議員は賛成しました。賛成多数で認可されたました。
(コメント)賛成理由を言った福井議員は、早口で言葉が不明瞭であるため、傍聴席では殆ど聞き取れませんでした。しかし賛成意見は彼のみで、その他の賛成した議員は、全く発言しませんでした。何故堂々と自分の賛成意見を述べないのか、不可思議です。討議にはならず、市議会は相変わらず沈滞したままです。

2.新設校建設予定地の第2工区盛土工事の請負契約を締結することについて
秦 浩 :令和6年度福津市の盛土工事の請負契約の締結について、総務文教委員会で審査した結果を報告した。
佐伯美保:第2工区の盛土工事が含まれ、この盛土が周辺地域の浸水被害を悪化させることが、想定されている。学識経験者等を含めた検討委員会も創らなかった結果である。住民の生命・財産を守るのが、市の責務と考えるので、反対する。
戸田進一:市民や議会の要望に全く応えないまま工事を推進している。新たな安全にかかわる問題(七股池が災害重点ため池に福岡県指定)が発生しているにも拘わらず、これから調査に入って、来年度にハザードマップを作成するということは、全く宮司地区の被害想定も判らないままということだ。このまま工事を進めることは、大変危険なことと思うので、反対する。
裁決結果:原案(請負契約締結)に13名の議員(大山隆之、中村恵輔、井手口忠信、倉元敏徳、福井崇郎、秦浩、石田まなみ、中村昌代、尾島武弘、豆田優子、榎本博、米田信、中村清隆)が賛成し、反対議員は戸田進一、佐伯美保、山本祐平、岩下豊の4名でした。
賛成多数で可決しました。
(コメント)賛成意見を述べる議員は1人もいませんでした。宮司地区の新設小学校及びその周辺部で災害の被害者が出た場合は、賛成した議員は、原崎市長及び教育委員会の執行部と同罪です。忘れないでください。

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