一気に話をすすめてきましたが、ちょっと一息いれましょう。
資源ごみ(古紙・布類を除く)の分別収集を福岡県下の市町村はどのように実施
しているのか、インターネットと資料(福岡県における一般廃棄物処理の現況)から一つ一つ調べてみました。その結果は下記の通りです。次頁に福岡県の60市町村を資源ごみの分別収集方式によって色分け表示いたしました。
①ステーション方式:住民が資源ごみ(ペットボトル・金属等)分別用のゴミ袋を購
入して、資源ごみを袋に分別し、地域のステーションに設置されたボックス等に
排出するのが典型的な方式です。約半分の市町村が採用しています。
②各戸収集方式:資源ごみを門前やマンションのゴミ集積場まで決まった日時に
委託業者が収集する方式で、14の市町村が採用しています。年々この方式を
採用する市町村が増加しています。住民の利便性向上や高齢化に対応してい
ます。
③自治会委託方式:自治会に資源ごみの分別収集を委託(依頼)している市町村は
玄界環境組合に入っている4市町村のみでした。少数派であることが分りました。
④資源回収団体方式:市町村に認可された資源回収団体(自治会のみでなく、
PTA、こども会等)が資源ごみの分別収集を行い、収集した資源ごみの重量に
従って市町村から補助金をもらっています。