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福津市のごみ収集はおかしくない?

【学校問題】福津市教育委員会の推計のデタラメ (No.236) 

 2024年8月22日の福津市教育委員会定例会で、請願者が請願事項4(推計の見直し)で口頭陳述したことに対して、教育委員会事務局の吉崎課長は次のように答弁しています。(請願内容について知りたい方は、No.234-2請願事項4をご参照下さい。)また、下のグラフは福津市教育委員会が広報ふくつ2024年5月号に公表したデータです、合わせて見て下さい。
「令和10年に福間小学校の生徒数は1874名になると推定していた。この推定は令和3年の生徒の実数と未就学児の数、国立社会保障・人口研究所の予想数、校区外通学児童数及び人口増加率から算出した。最新の推定生徒数は、令和9年度1591名、令和10年度1537名、令和11年度1485名と推定している。実際の生徒数と乖離しているのは、令和3年は転入が増加していて、もっと人口が増加すると考えていた。」
 このような説明で、納得できましたか?令和10年の福間小学校生徒数の推計が、わずか2年で337名も減少するなど、通常ではありえません。人口動態は、比較的未来予測ができると言われています。
 私たちは福津市HPに公開されている人口統計を基に、6歳~11歳まで児童の実数と5歳以下の未就学児の数を1歳ずつスライドして福間小学校の生数を1年毎に予想しています。令和3年度の年代別数字から推計した結果と最新データ(令和5年度)の年代別児童数の推計を比較して私たちの推計精度を調べてみました。(私たちの推計法については、No.233をご参照下さい。)


 福津市教育委員会が基準とした令和3年度を児童数の実数として、令和4年以降を予想した福間小学校生徒数(青い折れ線)と、令和3年度、令和4年度、最新の令和5年度の実数の生徒数及び令和6年度以降の予想数(茶色の折れ線)が、どの程度一致しているかを検証したものです。極めてよく一致していると言えます。ところで、福間小学校のホームページを調べてみますと、令和6年4月1日現在の生徒数は1468名と公表されています。令和6年3月31日現在の6歳~11歳の校区内の児童数は1387名であることから、1日の誕生日の違いで81名もの生徒数が増えるのは不自然です。おそらくは福間小学校では、校区外通学児童数が70名~80名居ると考えられます。この為、私たちの推計より現実の生徒数は70~80名多いと考えます。
 このことから、福津市教育委員会は、令和10年度の福間小学校の推計1874名は、私たちの予想1415 (1335+80)名と比較して、459名も過大に生徒数を公表しています。福津市民を間違った方向へ誘導し、新設校建設へと公費を浪費し続けていることは、極めて悪質と言わざるをえません。また、福津市教育委員会は、宮司2区~3区の新設小学校の生徒数を、令和10年度では840名と予想しています。しかし、私たちの推計では692名で148名も少なく令和20年度には300名をきって廃校計画に上げられることも、予想されます。
 人口増と団塊の世代(第四世代)の影響が将来顕著に出てくるのは、やはり福間南小学校です。しかし、新設校をもう1校建設する財政的余力は、福津市にはありません。校区の再編成や通学方法の多様化及びスクールバスの準備等が手遅れにならないように先手先手に手を打っていく必要があります。しかし事務局に牛耳られた今の福津市教育委員会の状況では、地域住民も納得できる合理的な解決策を出せるのか、心もとないと考えます。
 


コメント一覧

Pingu
令和3年はコロナ禍で、日常が奪われた年であったことを
覚えてられますか。そのような中で、子供を連れて転校等考えられる訳がない。極端に転入者が減って当然の年です。その時の増加率で計算された令和10年な予測人数は、そもそも正しくない。予測はあくまで予測。コロナ禍の翌年には反動で約2倍の増加ですよ。それも予測不能です。今年1480人の福間小ですが、コロナ禍後は平均60人〜70人のペースで増加しているので、来年度にも1500人台になる可能性があります。
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