銀色の風を編み

今度の愛車はF20LCI 118i、そしてチョイノリSS
平凡な日常を愛し、5大ウィスキー巡礼中。

【チョイSS】⑨キャブ装着・プラグ交換とオイル交換

2020年07月23日 21時30分22秒 | チョイノリ整備
キャブの組み立てが終わったので、いよいよエンジンに
組み込んでいきます。

エアクリをキャブに取り付けてから、ボロボロだったフ
ィルターを交換します。

なんか大きいような気がするんですが。

エアクリのふたをして、インマニへ接続します。


トップキャップのところにあったペラペラのガスケット
は、再利用することにしました。スロットルバルブの切
り欠きの向きを間違わないようにセットします。
ホース類をはめ込んでキャブの装着は完成です。

手が汚れる前に、プラグを交換します。
新旧比較はこちら。

締めこみは、し過ぎないように4分の1回転強までにし
ておきました。

次に、エンジンオイルの交換に行きます。
ドレンボルトを抜いて2Lペットボトルで受けます。

真っ黒ですね。

4サイクル用のオイルはホームセンターで調達の安いやつ。
10W-40の粘度でした。100均でちょうどいいジョッキ代わり
のがありました。


300mlのところに印を入れて、ぴったり注ぎます。

新品のオイルはきれいですね。

あと、バッテリーですが、最初は交換しようと思ってたんで
すが、交換する前に充電してみようと思い立ち、バッテリー
充電器を買いました。

コード先端に赤いのがついてるのが、+(プラス)です。

で、いざ充電しようとしたら、いきなり

フル充電だと。本当なのかなぁ。10年間放置してたんでてっ
きり放電してたと思ってました。まぁ、本当だとしたら、新
品を買わないでよかったです。

これで、テストができる状態になりました。新しいガソリン
を買ってこなきゃ。こいつをガソリンスタンドまで運んでい
くのは面倒だなぁ。小さなガソリン携行缶を買ってこよう。


本日、E46は給油してます。

満タン法での燃費は、今回は6.7キロ。いやぁ悪いなぁ。
そのせいで、通算燃費は若干ダウン。

【チョイSS】⑧キャブ洗浄とプラグ点検

2020年07月19日 00時53分09秒 | チョイノリ整備
キャブ内部を分解していくにあたり、小さなネジなどがでてくるので
少し道具を用意しました。

メガネレンチとスパナ

スパナは結局使ってませんが、ネガネレンチは重宝しました。

ジェット類には、

精密ドライバーですね。

さて、メインジェット、パイロットジェット、ニードルバルブホルダー
を外した図がこちら。


ここの淵についてたパッキンは、この有り様。


このパッキンは交換ですな。

ジェット類はこっちの方に入れて洗浄しよう。


キャブクリーナーに漬けて洗浄中。(1時間30分くらい)


待ってる間、プラグの点検をしておこう。


プラグコードは、E46の時と違って、軽く抜けました。
そうそう、今回使うソケットレンチは、こちら。

KTCの16ミリは、プラグ用です。E46もこれを使いました。
12ミリのは、オイルドレンボルト用です。

で、プラグはと言うと、

まぁ、交換しておきましょう。

洗浄後のキャブはこちら。

きれいになったと思います。

交換パーツも思いのほか早く届き、


キャブのパッキン、エアクリのフィルター、プラグ、と右下のは、
オイルドレンボルトのワッシャーです。3個くらい買っておきま
した。
さぁ、キャブを組み立てていきましょう。

パッキンはさっきのとは見違えるようですね。

組み立て完成の図。


一応、穴という穴すべてにダスターを吹き付けてます。
あとは、エアクリをくっつけて、エンジンに接続し、プラグを交換
してエンジンオイルの交換をすれば、いよいよテストです。

【チョイSS】⑦コック・タンク取り付けとキャブ取り外し

2020年07月05日 17時44分03秒 | チョイノリ整備
先週いったんコックの組み直しをしてみたんだけど、コックレバーが
異常に固く、おそらく顔パッキンをパーツクリーナーで洗浄したんで
滑らなくなったのが原因かと思って、グリスを塗ることにしました。

グリスもいろいろ種類があるようで、これにしてみました。


顔パッキンとコックレバーの台座面とそのパッキンに塗ったら、滑り
がよくなりました。また、負圧弁の先っちょにゴム製のOリングがつ
いてて、そこにも塗っておきました。


今回、顔パッキンだけ再利用し、他のパッキンやワッシャーは新しい
ものにしました。全部組みあがってから新しいガスをいれて確認する
予定なんですが、漏れがおきないでほしいなぁと願いつつ、タンクに
取り付けました。


で、タンクもボルト締めしました。

シートは何かあるかもしれないのでまだ取り付けません。

今回は、カムシャフトなど気にはなりますがエンジン本体には手を入
れないので、いよいよ本丸のキャブの取り外しにいきます。
まず、スロットルバルブとチョークバルブがついてるトップキャップ
を外します。


ここのところには、ガスケットのようなのがないと思ってたんですが、


ぺらぺらのがありました。しかも、単体では売ってないようで、トップ
キャップとのセット販売のようです。

クランプボルトを緩めてキャブとエアクリをいっしょに外します。
エアクリはふたを開けたら、まぁびっくり。


ブローバイガスのせいだと思いますが、内側は全体的にべっとりしてます。
写真手前にスポンジのようなフィルターがあるんですが、カステラ状態
にボロボロです。このフィルターは新しいのに交換必須です。
このカステラは、裏に金属の金網があるんですが、べたっとくっついてし
まってたんで、そぎ落として、きれいに洗浄しておきました。

エアクリを取り外して、キャブ本体を軽く分解したのがこちら。


一応パーツクリーナで洗浄はしてありますが、細かい内部にべったりしたの
が落ち切りません。おそらくジェット類の小さな穴にもべったりがついてて
それを落とさなければ復活しないだろうと思います。
グーグル先生によると、キャブクリーナーというのがあって、どぶ漬けしな
いと落ち切らないようです。

まぁ、ここのところが一番の肝なんで、よく調べて準備をして作業にとりか
かろうと思います。エアガンも持ってませんが、それはダスターで代用とい
うことで。

昨日、実家に行った後、埼玉のほうに用事があったため、結構E46で走行し
たんで、給油してます。


満タン法での燃費は、今回は7.0キロ。通算燃費は変わらず。



【チョイSS】⑥ガス抜きとコック洗浄

2020年06月27日 22時02分10秒 | チョイノリ整備
今日はなんか蒸し暑かったですねぇ。
おまけに、マスクをしてるともう顔面蒸れ蒸れで気持ち悪いですよね。

夕方くらいになって、やや蒸し暑さの峠を超えたあたりから、ガス抜き
作業にとりかかりました。
コックにつながってる2本のホースを引き抜き、タンクを外し、


コックのボルトをプラスドライバーで外してガスを抜きました。


タンク内と燃料ホースをパーツクリーナーで洗浄しておきました。
ホースのほうは、内側にべったりしたガスがどろっと粘着してる
ようで、洗浄後も流れ落ちてくるので、レジ袋で受けるようにし
て1週間放置しておきます。

取り外したばかりのコックはというと、

上のほうに、長いのと短いフィルターがあるんですが、べっとり
してますね。レバーの上にある丸いのがパッキンかと思ってたん
ですが、金属製でワッシャーのようでした。

分解しつつ、パーツクリーナーで洗浄した後がこちら。


真ん中にある五角形の家の形をしたものが、負圧弁です。
丸い金属板を負圧で吸い込むことで弁を開放しガスが流れる仕組み
です。薄いペラペラしたのがついてて、この裏にも同じのがついて
るんですが、交換のしようがないので、このまま使います。

コックレバーを取ってみると、


ありました! 顔パッキン。
でも、摩耗してもなさそう。このまま使えるだろうか。

タンクとの接続部にこんなパッキンが。


パッキン類は、このパッキンとタンク接続ボルトのワッシャーが
純正であったので、買ってます。


また、顔パッキンの近くにあるパッキンは純正では調達できない
ので、ヤマハのを調達してみました。


とりあえず、これで組みなおすことにします。パッキンはグリスを
塗っておいたほうがいいでしょうかね。
新しいガソリンを入れて、漏れてこなければいいのですが、漏れて
きたら、アッセンブリー交換するかなぁ。



【チョイSS】⑤残存ガスが凄いことになってた

2020年06月14日 19時00分26秒 | チョイノリ整備
先週の予習を受けて、燃料ホースを外すところから開始です。
キャブレター接続のところのクリップは、ラジオペンチで挟む
と簡単に緩みました。ホースのほうは、ラジオペンチで掴んで
ぐりぐりしてやったら、スポッと抜けて、こんな感じに。


Aバックスで貰って来た、空のオイル缶に流し込みます。
ついでながら、タイヤにエア充填した際に掃除できなかったと
ころも拭いてきれいにしておきます。オイル缶の中には、中性
洗剤に水を加えてものを入れておきます。


さーて、コックをPRIにひねって、じょばじょばでてくるかな、
と思いきや、出てきません。えっ?、と一度ONに戻して再び
PRIにするもダメ。じゃ、ということで、RESにしても出てこず。

うーん、どこかで詰まってるのかなぁ。
手動ポンプ(昔、石油ストーブに補給する時なんかに使ってたやつ)
で吸い上げるもあまり吸い上げられず。


ポンプに問題があるのかなぁ。以前、濃度の濃いウォッシャー液
を抜く時にこれを100均で買ったんだけど、その時はうまくいった
んだけど。おかしいなぁ。

それで、ホースの端っこに、なにやら付いてるので、触ってみると


ガソリンなんですが、ネチョっとした感触。粘度がかなりあります。
10年の月日でさらさらのが、変質してしまったんでしょうか。
ホースを抜いたキャブの口のところも同じものがついてました。

ということは、タンクの中のも同様になってて、ポンプで吸いあがら
なかったんだろうか。そうすると、コックも取り外して清掃しないと
いけないな。

いやいや、たいへんなことになってきました。
とりあえず、タンクの中に、少量のパーツクリーナを撒いておきました。
1週間漬け込んでおいて、次週、手動ポンプもちゃんとしたのを買って
吸い上げて空にしてから、タンクとコックの取り外しをして清掃して
みます。もしかしたら、パッキンの類は新たに買わないといけないかも。

【チョイSS】④燃料ホース見てみた

2020年06月07日 18時13分21秒 | チョイノリ整備
仕事のほうは、これからずーっと更に忙しくなっていき、今日もなんだか
ぐったりな感じだったんだけど、予習がてら燃料コックとホースを見てみ
ることに。

まず、燃料コックから。


整備マニュアル等で見てるのと違って、後ろにも構造がある!
しかも、RES(リザーブ)とPRI(プライマリー)がついてる。
どういう構造なんだろう。RESは残量が少なくなった時ので、OFFが
ないってことは、負圧式のコックのようだ。
負圧式コックは、エンジンの負圧で自動的に燃料の供給とオフをしてくれる
から、OFFはいらないんだね。その代わり、強制的に出したい時のために
PRIがついてるんだな。

それで、コックから前段構造からと後段構造からそれぞれ1本ずつホースが
でてて、よくわかりませんが、前段のホースに燃料が流れ、後段のホースは
コックの負圧弁をコントロールするために負圧が流れる管だろうか?

それで、2本のホースはこんな感じ。


コック後ろ側のホースは、エアクリーナボックスの脇から下にもぐって
ここにつながってます。


これって、キャブレターでガス噴射を出す側の位置なんですよ。
なので、こんなところにきてるってのは、ここにはガスは流れないと見ました。
となると、コックの負圧弁をコントロールするためのホースじゃないかな。
クリップ留めもしてないのも、この推測ならうなづける。だとすると、抜かな
くても大丈夫かな。仮に抜くにしても、ちぎれちゃいそうな予感。

コック前側のホースは、キャブレターにつながってて、こんなクリップで留めら
れてます。


手で触ってみたんだけど固くて、ラジオペンチで挟めば緩むかなぁ。

後ろのホースはいじらず、前側のホースをクリップ外してガス抜きをしてみよう。
コックをONの位置のままホースを外し、PRIの位置にしてガスを抜いてみよう
と思います。



【チョイSS】③やっと外れた

2020年05月24日 17時36分00秒 | チョイノリ整備
きつい固着で、なかなか外れないトラスネジなんですが、先週作戦1が不発だった
ので、作戦2から続行してみます。

ネットで安いガスバーナーを購入し、家庭用のカセットボンベに接続して炙りにか
かります。

炙る場所によっては、炎があがり危なかったです。ペンチ型のネジザウルスで外し
にかかりますが、一向に緩みません。

では、ということで、作戦3に移ります。ORIONさんにコメントいただいたとおり、
まず、センターポンチで中心部に杭を打ちます。


2ミリの金属ドリルで貫通を狙います。

多少は削れてるものの、ネジに負けてしまってる感じです。

ダメ元でここで、前回ダメだったネジ外しビットを行ってみます。

やはりダメでした。

次に、3.5ミリの金属ドリルで貫通を狙います。


こっちのほうは、少し太いだけあって、削っていきますが、なかなか貫通までは
難しそう。ここで、思いつきなんですが、太め(4ミリ)のネジ外しビットを使って
みることに。


空回りします。そこで、3.5ミリの金属ドリルを辛抱強く、深く掘っていきます。
10ミリくらい掘れたところで、再び4ミリのネジ外しビットを。

ようやく外れました。

ステップボードのほうも、ダメージはほとんどなし。


裏側は、こんなステーで支えてました。


ほぼステップボードの一部を切断することになると思ってたので、ほっとしてます。

エンジンとご対面。


次回は、燃料コックからでてるホースを外して、燃料タンクに残るガスを抜く作業を
予定してます。

【チョイSS】②うまくいかないなぁ

2020年05月10日 18時19分18秒 | チョイノリ整備
先週、みなさんから滑めたネジのレスキュー方法について、
コメントを頂いて、さっそくですが、トライしてみました。

問題のネジは、トラスネジといって、水滴が表面張力で浮
き上がってるような形状で、このネジになります。


長さは4ミリほど長いのですが、うまくいったら交換しよう
と思って買っておきました。

まずは、先っぽにも強力なギザギザのついたペンチ、
「ネジザウルス」からいってみます。

クレ5-56を噴いてたせいか、滑ってしまって、ネジの表面に
引っ掻き跡を残しますが、びくともしません。

今回、以下のドライバを用意してて、

一番左は、プラスチックハンマーで、真ん中のが貫通ドライ
バ(プラス No3)、右のは、鋼鉄製のドライバ(マイナス)。

次に、貫通ドライバを叩いてみたんですが、ネジが硬いのか
それほど食い込まず、空回り。

では、ということで、ハンディルーターを使って、マイナス
用の溝を作ってみることに。


これでうまく溝が作れれば、鋼鉄製のマイナスドライバでやろう
と思ったんですが、ルーター自体のパワーが足らず、溝が掘れません。

うーん、困ったなぁ。

最後にもうひとつ、ネジはずしビットだとどうだろうか。


電動ドリルはトルクがでるのでいけそうな気がするんだけど、裏面には、

固着したネジには使えません、って書いてあったんですが、
一応やってみて、やはり固着が酷すぎて、びくともしませんでした。

さんざんやった挙句がこんな状況。


ネジが窪みの中に入っていて、金ノコが使えない状況。
もう少し対策を考えて、どうしようもなくなったら、このネジ付近の
ステップボードを切断してしまおうかな。ステップボード自体は、
全部で、六角ネジ4本と、このネジと同型のが反対側(左側)について
るだけなので、ここを失っても他5箇所で支えてるんで、大丈夫な気が
するんだけど。


うだつの上がらないネジ外しとは裏腹に、E46では街乗り燃費で好結果
がでました。昨日の給油で、


満タン法での燃費は、今回は7.6キロ。通算燃費は変わらず。
近年の街乗りでは、一番の燃費です。アクセルの踏み込みにも気を付け
てはいましたが、エンジン洗浄の効果もでてるんでしょうか。

【チョイSS】①エア充填そして洗車

2020年05月03日 19時47分00秒 | チョイノリ整備
これから、チョイノリの整備をしていくにあたって、10年分の
汚れを落とし、ステップボードを外すところから開始になります。

もっとも、タイヤのエアーも抜けてしまってるんで、あちこち動
かすのにも支障でるんで、最初にエアーの充填から始めました。

ガソリンスタンドやAバックスなどへ運ぶのもたいへんだったの
で、ハンディな電動エアー・コンプレッサーを調達しました。


箱を開けると、本体はこんな感じ。

充電してバッテリーで駆動させます。

空気圧はどうだったかな、と思って、整備マニュアルを見ると、


前輪:150(kPa)
後輪:175(kPa)

なので、本体にプリセットしておきます。


このコンプレッサーは、プリセットした空気圧に達すると自動で
充填が止まるようになってます。

充填状況はこんな感じ。※音が大きいのでご注意ください。


充填後、特にエアーが漏れだすこともなく、このまま使えることが
わかりました。

前後輪とも充填後、洗車です。

水洗いだけですが、すっかりきれいになりました。

次にステップボードですが、前回、固着してたネジ1本のとこなん
ですが、クレ5-56を噴いてみましたが、それでも堅く、どうも、前
回、バイクショップの人?が、ここを増し締めした時に、締めすぎ
たんじゃないかな。


ドライバーも最初No2でやってたんですが、ちょっと小さいかなと
思って、No3をわざわざ買いに行ってやったんですが、表面をなめ
ってしまったようで、ここで壁にぶつかりました。

さぁて、どうしよう…。