友人とのチャットでこんなことを言いました。これは、ブリジット・バルドーの台詞で「戦士の休息」という映画に出てきます。
そのころは、レスリーも、トム・クルーズも、ブリジット・バルドーの台詞どおり「わたしのまわりのひとたちはみんな昔のわたしに似ている。わたしはすっかり変わってしまった」自分に新しく起こったことに夢中なわたしには、美しいが、なんだか「昔のわたしに似ている」ひとびとで、「わたしはすっかり変わってしまった」なんて悦に入ってた時代が十五年ほど続きました。
「戦士の休息」のジュヌヴィエーヴ(ブリジット・バルドー)とのちがいは、わたしはブリジット・バルドーではないことと、もと旦那さんがこの映画の監督で、女たらしのロジェ・ヴァディムだったり、そのロジェ・ヴァディムを想わせる、映画の中のルノー、ロベール・オッセンみたいな恋人に振り回されてたわけでもないことが大事です。
そのときわたしはひとつの幸せな項目にかまけていたのです。