サンフラワーズのENEOS社の社長が解任されるという事態になった。二人続けてだ。
もし皇后杯を取ったとしたら、おそらくは写真を一緒に撮っていただろう(準優勝でも撮ったのかもですが)。
なんともな話ですが、もしかすると、選手の中にも嫌な目に合われた方がいるのではないかと思うとますます気がめいります。
とくに女子バスケットボールのチームをもって、選手が頑張っているのに、逆効果しかもたらさないような行為はトップとして処分は当然でしょう。
それにしても日本の会社や組織で本当にこういった問題は問題が発覚する会社だけなんでしょうか。
例えばスポーツの世界でも某女性国会議員が自分の所属団体の選手(男性)に無理やり性的な接触をしている写真がでて、スポーツ団体のトップとして適切なのか?ということがありましたがいすわりました。
また、同じバスケットボールの世界でも、いろいろな話があるコーチ、監督が居座っているチームもあるようです(そのくらい当たり前?)
もちろん株主からの出資でなりたつ株式会社と学校や政治家は違うのでしょうけど、ことが人権問題であれば、被害者の人権を中心に考えれば問題は変わりません。
もちろんENEOSの従業員、関係者がすべて懇親会の場で女性に抱きつくようなひとたちではないと思いますが、しかし、特に今回は、会社の懇親会という場でのことで、見てはいないといいつつ副社長、また、役員も同じ席で性的な役割分担を固定するような発言をしたということですから、そういうひとたちを見て育っているひとが、むしろ会社のメインストリームに多くいる、ということかもしれません。
想像ですが20年から30年くらい前は会社によっては、女性に朝抱きついたりすることが自分の人気くらいに思っているひともいるような世界があったようですから、ちょうどそういう時代に育った人たちがまだいるということなのかもしれません。ENEOSの製造現場などでこういった雰囲気が蔓延して、忘年会の季節ですが、雰囲気のゆるみが大きな事故などにつながらないことを願っています。