Wリーグが開幕しました。25周年だそうです。
この25年間に女子のバスケットはアジア3位くらいから東京五輪の2位までいって、ランキングは大幅にアップという感じかというとまあそうでもないですが、実力的にはアジアレベルから世界レベルに上がっていったという感じがします。
例えば北京五輪の予選などでは勝てなかったヨーロッパ勢も最近はヨーロッパの中で3位くらいまでのチームであればそこそこの戦いができる。勝てる、というところまで行っていると思います。
具体的に言うと、スペイン以外のチームには大体いい感じで行けるというおtころです。
それにはやはりこのWリーグは大きな役割を果たしたと思います。それまでのリーグ戦から、大幅に強いチームがあたる回数が増えて、ファイナルのような短期戦でいかに勝つか、というようなことも要素として入ってきたのは大きいと思います。
また、とにかく選手の層が厚くなりました。トップリーグの活動が広がったことで先ほど書いたこととは逆ですが、Wリーグの中でどんなチームでもトップチームと戦う機会ができて、日本代表にピックアップされる可能性も大きく増えたと思われます。これは選手選考のやり方が透明になったということもありますが、特定の企業チームに頼らないリーグ運営ができるようになったこともあるでしょう。
ということで今年のリーグ戦が始まりましたが、サンフラワーズは宮崎選手をスタートから使っているようです。どうなのかな?という感じがします。宮崎選手アジア大会であれだけやると消耗も大きいのではないかと思うのですが。サンフラワーズのスタートには長岡選手と渡嘉敷選手も入っています。このふたりもまだまだパリを狙うのでしょう。活躍してほしいものです。また、藤本選手も林選手が移籍したあと、スタート定着なのでしょうからぜひとも頑張ってほしいものです。
レッドウエーブの林選手は当然として、町田選手、宮沢選手がスタートで頑張っているようです。こちらもパリを狙うのかどうかよくわかりませんが、調子を上げていってほしいところです。
映像で吉田亜沙美選手の復活も見ることができたのはなんともです。本当にあれだけの選手が再度復活するのには相当な葛藤もあったと思うのですが、パリどうなんだろう、というところでしょうか。ヨーロッパや米国をみると、全然問題なく代表に加われるような気もしますが。
ということで、長いシーズンどうなるのか。また、五輪予選は確実に切符をとってほしいところです。前回の予選はちょっと思わ負けもあったりして、どうかっていう感じだったと思います。今回はガチンコですので確実に勝っていかないとまずいところ。なんとか五輪を勝ち取って男子に続いてほしいものです。