うろうろとする日々

岡田優介選手の記事

「勉強していると『バスケをなめてるのか?』と…」40歳になった“公認会計士合格のBリーガー” が語る、かつての日本バスケ界「本当にあった惨状」(ミムラユウスケ)

この記事を最近読んだ。岡田選手に関しては小生あまり知らず、公認会計士の資格をとった時の記事くらいしか見たことがなかった。あとは3X3をやってるくらいかな。

ということですが、自分の育った環境のことやこどものことなど書かれていて、非常に彼を知るうえで重要な記事だし、また、この記事の中で、最初から貫かれるのは、”こういう環境だからできなかった”ではなくて”こういう環境だけど自分はやりたいのでこうやった”ということでしょう。例えば#1にあるように公認会計士の勉強は周りから見たら全く理解されない中でやる、ということと、こどもがハンディキャップをもつことを公表することがためらわれるなかでも公表する、とかです。

また、土浦日大ー>青学というルートも、家庭環境とつながっていることが分かり、意外な気がしました。

といいつつも残念なのは筆者のスタンスです。ぜひともタイルの発言をした人の名前はきちんと書いて取材もすべきだったと思うのです。そして、タイトルにあるように"惨状”というような評価をいれるのではなく、淡々とそのひとの意見を書けばよかったのではないでしょうか?名前もないし、取材もしていないのではあまりにも一方的で名前は推測されるだけです。無責任だと思われます。なくなっている方だとしても、関係者から聞くなどできるでしょう。それをナンバーの寄稿者に求めるのは無理なのか、、、渡辺選手の米国行きをめぐる話も同じです。やはり実名を書いて取材したうえで書くべきではないかと思います。もしそうでないならば、タイトルに使うのはやりすぎです。がどちらかというとそれが問題だと思うならばきちんと取材してくれた方がずっとあとあとのためになります。選手会の立ち上げなどについてもそうです。どういうひとは推進したのか、だれが反対したのかはきちんと記録すべきと思います。

ということで、岡田氏の考えに触れられたのはとてもいいことだったのですが、記事としてはなんだかなーということで。

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