うろうろとする日々

八村選手の発言をめぐって(3)

日本バスケットボール協会 八村塁の発言受け真意確認へ | NHK

こんなニュースが出ています。びっくりです。”真意”というのを尋ねられれば、まあたいていは”協会を批判したり、コーチを批判する意図ではなく、今後の日本バスケットボールの発展のために協力してがんばります”みたいなコメントを出すということでしょう。まあそれはそれでいいのですが、しかし、あの程度のことで過剰反応としか思えません。実際島田という人は日本代表の召集を辞退することは許されないといってみたり、いろいろと問題発言も多い人です。大体が女子代表のHCはいまだに発表されませんが、今後のスケジュールを考えると、選手選考などもあるわけで、そろそろ決めていないとまずいのではないでしょうか。ひどいものです。要は日本バスケットボール協会はビジネスには興味がある、というかバスケットをビジネスと考える人たちはよく働いているが、強化に携わるひとたちの動きは二の次なのでしょう。男子は八村選手のようなひとが出て初めてあれこれ影響力をもっていう人が出たのですが、女子については、同じようなことを言っている人もいたように思いますが何もなしです。おそらくは八村選手の発言はそういうひとたちの思いも含めての米国からの発言だったのではないでしょうか。

小生もホーバスHCの選手を発掘したり、育成したりする能力には感服するものです。特に女子は多くの、というかほとんどの今の代表選手が彼の発掘、育成で今に至っていると思います。

しかし、それ以降になってくると、ちょっと違うところがあるようにも見えます。例えば、五輪のフランス戦などはもっとレフリーにアピールして、八村選手のふたつめのアンスポーツマンライクファウルや最後のとんでもないファイル判定また、オーバータイムでもおかしな判定がありましたが、そういったものが出ないようにしないと、ヘッドコーチとしてはまずかったのだと思われます。まあもともとが八村選手とはうまくいっていないということで話は終わるところもありますが、八村選手のあのゲームに対する思いを感じると、八村選手を切り捨てたようなふたつめのアンスポーツマンライクファウルに対する発言もおそらくメンバーは”えー”っという感じだったのではないでしょうか。言葉の問題だけではないのだと思われます。

それにしてもマスコミ、ジャーナリストの日本バスケットボール協会への及び腰はなんなんでしょう。ほとんど役割を果たしていないと思います。昔は他の仕事を持ちながらボランティア的にやっているひとたちで、そういう人たちを批判することはいまひとつ気が引けたという状況だったかと思いますが、川渕体制後は完全に運営はプロ化(ビジネス化)した人たちなのですから、忖度は不要でどんどん批判すべきところも報じるべきと思います。と書きましたが新聞や放送局の経済記者のノリだと公式発表を広める内容を単に広める役割になってしまうのだろうか、、、

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