【バスケ】八村塁の協会批判にJBA事務総長「活動の原資もしっかり稼がなくては」/一問一答 - バスケットボール : 日刊スポーツ
なんだかため息がでるような記事です。
まあこの方は59歳で事務総長ということです。おそらくは専任で給与もJBAから出ているひとなのでしょう。おそらく以前はボランティアベースでの活動(給与は他からもらっている人という意味)が一体何人が専任者なんだろうと思ってしまいます。もちろんナショナルチームの専任コーチなどに給与が支払われるのはわかりますし、事務を行うのに専任者が必要なのはわかります。小生が書いているのは、こういったポストについている専任者は本当に必要なんだろうか?と思うのですが、、、
本筋に戻ると、活動の原資といいますが、JBAは選手の加盟費など膨大な資金もあるはずです。結局は広告会社に払うようなお金が膨大なんじゃないでしょうか。日本での代表チームの試合の放映権などによってそれなりに稼いでいればいいと思いますが、その収入はちゃんと協会の収入になって、収支は黒なのか?ということですね。実際にもうけを吸い上げているのが民間企業だったりすると冗談じゃないという話になります。
また、メディアを含めての露出とやはり言ってますね。選手はタレントではなくあくまでもスポーツ選手なので、いまのような消費されるような使われ方は尊厳を損ねているだけだと思います。女子サッカーなどでもあたかもメディアの露出が一つのバロメーターのように幹部が言っている記事を見ましたが、本当?と思うのですが、、、例えばラグビーなどはメディアの露出はものすごくあるわけですが、ああいった体制を良しとするかどうかですね。
また、記者もすごいのは、最後のほうで”注意したのか?”と聞いたようです。そういうセンスなんだとびっくりです。これでは協会に批判的なジャーナリストなどとても入る余地はないなあとよくわかりました。
ホーバス監督を選んだことは選んだ組織が責任を持つということだけで、じゃあバスケットをやるひとは全員それに納得しないといけないのか?といったらそんなことはないでしょう。それによって代表を辞退するひとも出てきたとしてもそれはしょうがないことで、逆にHCから外すこともバスケットボールだってあるわけで、人間がやることなのでそれは当然です。ただし、そこに前に書いたように、自チームの選手がよくわからないアンスポーツマンライクファウルをとられたりしたときには、試合に勝つという目的のためにはそれなりの対応をすべきだし、戦った選手をくさすような発言は論外だと思うのですが、マスコミはそこには触れないのはなぜだろう、、、岡田選手の書いていることなど読むと、まあその辺も憶測でしかないのですが。ちなみに岡田選手は別の記事ではかなり協会のひとから高圧的なことを言われたことを言っていたことが記されていますが、今回はとくにそれとは結びつけてなくて、なんで?という気はしました。まあ岡田選手がいう憶測を丁寧に埋めようとしている宮地記者の記事に比べて日刊スポーツの記事は雑だなあと思います。